朝起きることがなぜか全くできなくなりました。ハハハ。昼過ぎの2:00とか3:00とかに起きて、出勤するのは夕方5:00とか6:00とかの日々でした。こういうのをダメ人間というのかと思っていましたが、先日飲みに出かけたときに近くの席にいたOLがダメ人間という言葉を連発していて、ダメ人間という言葉が完全にポピュラーなものになっていて意味のインフレーションを起こしているということに気付いたので、ダメ人間なんて言葉を使う気もなくしてしまいました。

ライティングスペースからタブロイド紙『WRITIN'』の創刊号が届きました。内容は雑誌とWebをたして半分に割ったような性質のテキストの詰め合わせという印象。興味を持って気軽に読める文章ばかりでなかなか面白いと思います。ただ、「紙とWebというそれぞれのメディアがそれぞれの得意分野を生かして補完しあっていくのが理想」という深水編集長元まぐまぐ取締役の主張、この手の「紙はこれから少なくなっていくけど全くなくなることはない」的な意見はよく聞かれるのですけど、じゃあ紙の得意分野が何でWebの得意分野は何か、という肝心のところがそれほど明らかにはなっていないような気がしてどうも違和感というかふに落ちないというか、あまり気持ちがよくありません。まぁ紙面が面白けりゃそれでいいのですが。←という価値観はわりとWeb的かも。

なんて、読み捨て系のテキストをむさぼり読みながら西友高田馬場店で購入した半額惣菜を咀嚼しつつ激安トリスウヰスキーをマズーと言いながら摂取してWeb徘徊をしていると、突然パソコンの動作音が静かになりました。いったいどうしたのかとビックリしていると、その数秒後にフリーズ。いったん電源を切ってもう一度入れてみると、ハードディスクが回るチュイーンという音がしません。

えーと、いろいろやってみて分かったのですが、原因はハードディスク突然死でした。もうウンともスンともいいません。電源を入れると裏面の基板が熱くなるので電気は通っているようなのですが、モーターの音がまったく聞こえません。ここ1ヶ月のデータを道連れにしてIBM DBCA-206480は永眠。そりゃ1年半の間ノートの中に入っていて、バイクの後ろにくくりつけられて私とともに日本全国ガタガタと飛び回っていたディスクなので、いつかは死ぬと思っていましたが全く予兆なしに逝くとは……。ハイそこのあなた、いますぐバックアップしましょう。明日やろう、じゃないです、いますぐです。私もこの日の朝「そろそろバックアップしておいたほうがいいかな」と思っていたのですから。本当に。

ディスクメディアってテープメディアより格段に使い勝手が良いのですが、死ぬときは部分でなく全体が一気に死にますからな。予告なく。