CPUアクセラレータの取り付け(追記:1999/09/19)
ついに見つかりました。アセットコア社のCPUアクセラレータ「VIPER PowerMULTi AMCs」です。Webで丹念に情報収集し、まだ置いてある可能性の高い店舗をあらかじめ調べてから秋葉原へ出向いたところ、若松通商(ツクモ隣)のカウンター下に2つ置いてあるのを発見しました。22800円もしましたが、迷わず確保です。よく考えてみるとCeleron500MHzよりも高いような気がしますが努めて気にしないこととします。 これをCPUの上に取り付けることにより、i486SXの33MHz動作からAm5x86の133MHz動作となり、パフォーマンスはPentiumの75〜90MHz相当まで引き上がります。CPUの上に取り付けるといっても、この手のCPUアクセラレータは実際には元のCPUを殺して動作する仕組みになっているようです。CPUを換装するのと実質は変わらないわけです。 取り付けは簡単で、Cs2本体のフタを開けて、CPUの上に位置しているフロッピーディスクのドライブを取り外し、見えたCPUの上に重ねてまっすぐ押し込むだけです。
どうですこの風格。元のCPUと接触する基盤の上に電圧レギュレータがありその上に新しいCPUが乗り、極めつけに冷却ファンがブンブン回ります。これだけ何段重ねにもなると威厳さえ感じさせます。で、元通りフタを閉めて電源オン、問題なく動作します。HDBENCHの結果はこの通り。 |
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★ 使用機種 NEC PC-9821Cs2 Processor Am5x86/WT/4x 128.9MHz [AuthenticAMD family 4 model E step 4] 解像度 1024x768 65536色(16Bit) Display GA-DRVx/98 (Trident) Memory 69,832Kbyte OS Windows 95 4.0 (Build: 950) Date 1999/ 8/28 11:35 SCSI = I-O DATA SC-98V(非PnPモード) HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ AB = SEAGATE ST52160N Rev 0344 C = GENERIC NEC FLOPPY DISK Q = NEC CD-ROM DRIVE:260 Rev 1.04 ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive 2707 3582 5389 4386 1146 1652 15 0 2693 2792 3442 A:10MB |
見違えるほどの成長です。特に、浮動小数点計・整数計算・メモリのパフォーマンスが飛躍的に向上しています。やはりCPUアクセラレータの威力は絶大です。ここまでくると、現在メインマシンとして使っているノートと比較してもWindows95がほとんど遜色なしに動作します。
あとはモデムを取り付ければメインマシンとして動き始める可能性が十分に出てきました。しかしやはり先立つものがなければ始まりません。改めて投資額を会計します。 |
これまでにかかった費用 | 65,460 | |
CPUアクセラレータ | アセットコア VIPER PowerMULTi AMCs | 22,800 |
合計 | 88,260 |
はい、モデムを購入したら消費税と合わせて10万円の大台に乗る見込みとなりました。っていうかソーテックのCeleron466MHzマシンが買えるだけの投資額になってきました。いやー、私は不況の日本経済に多大な貢献をしているのですね。で、今回の結論は「みんなもっと金使えよ、金!」ということにしておきましょうか。私はもう使いたくても使う金がなくなってしまいましたが。 |