98/10/08 Thur 晴 やや暑 「アナログシンセ」
朝6:00に起きる。寒い。熱めの湯を入れて風呂に入る。昨日の段階では昼間では雨ということだったが、朝からよく晴れている。夏休みの間は晴れるとすごく気分が良かったのに、夏休みが終わったとたんなぜか晴れた空に全く魅力を感じなくなってしまった。
授業は午前中のみ。昼は昨日同様ホットケーキを焼く。午後からは
「情報社会学科フォーラム」
に参加する。教官の間の発表会のようなものだが、今回は学生も参加できるということで乱入することにした。担当の教官から全員にメールが来ていたし、授業のときにも少し話があったので数人くらいは学生が来ているかと思いきや、学生は私一人だった。
静岡と浜松をテレビ会議システムで結び、静岡キャンパスで発表するものを浜松キャンパスでも同時に見ることができる。しかしその機材の操作に慣れていない先生ばっかりで、始まりは20分ほど遅れる。「学会発表形式で行う」と聞いていたので、資料を画面に出したりしながら話をするのかと思っていたが、実際は原稿を読むだけだった。文系学問の学会発表とはこれだけなのか?物理学の講演会やプレゼンテーションを聞きにいったことがこれまでも何回かあったが、こんなに殺風景なものではなかった。
話は情報社会学というよりは純粋な人文学、とりわけ哲学的な話だった。率直な印象を述べると、
情報という言葉を冠してこじつけた人文系教官の内輪発表会
。このような研究が情報社会学科の中で不必要とは思わないが、(私のような素人が聞いた限りでは)あまりにも実際問題から遊離しすぎていて現実味のない話。少なくとも情報社会学科の学生には、もっと実社会での具体的な事例に関わった話を聞かせるべきではないだろうか。
サークル
へ顔を出す。送信機とアンテナを持ち出し、現段階でどの程度電波が飛ぶか実験。これまではアンテナと送信機が接続されていなかったという半ば悲惨な状態だったので、それがどの程度改善されたかを確かめるのだ。実際に飛ばしてみた結果、これまでに比べればだいぶ飛ぶが、それでも100mも離れればかなり雑音がひどい。やはりアンテナを新調する必要がありそうだ。
先週から気になっていた、部室にあるコルグの
アナログシンセ
を持ち帰る。いろいろとかまっていると、どうやら音はまともに出るようだ。適当にパッチコードでつないでやると、LFOをトリガーに使えたので、断続的に音を出しっぱなしにしてツマミを回しまくる。なかなかいい感じで音が変わってくれる。かなり楽しめる。明日早朝勤務のくせに没頭してしまう。楽しい。
夕飯は昨日の大量のみそ汁の残り。ダイコンに味がしみ込んでいておいしい。その分汁が甘くなっているのが残念。みそ汁たるもの辛くなくてはいかん。
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