98/10/07 Wed 雨 涼 「書庫は天国」
昨日は日誌を書いて夜1:00ごろまで起きていたが、あまりの眠さにそのまま風呂にも入らず歯磨きもせず寝てしまった。不潔なのは承知だがあまりにも眠かったのだ。そりゃ4:00起床だったのだから当然か。今日は8:30に起床し、天気は悪いが洗濯物は貯まっているので洗濯をする。
中国語の前期末試験が返ってくる。51点。高校時代の成績に比べれば素晴らしいものである。あまり関係ないが、英語の期末試験は90点だった。高校時代はこの10分の1でも全く不思議はなかったのに。多少は勉強家の意地が発揮されてきたようだ。昼飯はホットケーキを焼く。
午後は「政治学概論」「コミュニケーションスキルズ」と情報学部専門科目が続く。授業が終わった後図書館へ行く。昨日赤尾先生に閉架書庫の入庫申請の保証人になってもらったので、早速今日書庫とはどんなものか見にいってみようと思うのだ。
入庫許可をいただき、エレベーターで書庫へ降りる。
静岡大学附属図書館
は4階が入り口で5階が開架図書室となっていて、書庫は1〜3階である。このエレベーターが、古くて天井が低くて中も狭く音もガタガタいうので、未知の領域へ下っていく雰囲気を演出してくれた。
エレベーターの扉が開くとそこは薄暗く、殺菌灯が天井を青く照らしていた。人が何人かはいるだろうと思っていたが、誰もいない。物音やかましい4〜5階とはうってかわって、空調以外は無音の世界である。とにかくたくさんの本がある。52万冊とはいえ伊達ではない。棚の配列も分からないし、変なところに階段があるし、何が何だかさっぱり分からないのだが、右へ左へ上へ下へと庫内をウロウロウロウロ。とにかく静かでまわりは本でいっぱい。落ち着く落ち着く。こんなところで一日中本に囲まれて過ごしてみたい。
古い
月刊アスキー
を見つけたので開いてみると、
パピコン
(PC-6001)の広告など出ていて面白い。少し新しい号を見ると、NECの98全盛時代。自分が猛烈にパソコンに興味を持ちだした頃だ。ひょっとしたら幼い頃の自分がこの紙面を見ていたかもしれない。手ぶらで出るのは惜しいので、マーシャル・マクルーハン
「メディアはマッサージである」
を借りることにする。あのものものしいエレベーターで外界へ戻る。
今日は買い物にいく予定だったが、雨が少し降っているのでその気がしない。冷蔵庫にあるもので間に合わせる。タマネギとダイコンとワカメのみそ汁を大量に作り、ご飯に缶詰の味付けイワシをのせて喰う。この前ダイコンを買っておいてよかった。
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