2002/11/05 Tue 晴 やや寒 「.ネッツ」
ようやくわかってきたという感じがあるのですが、いや本当のところは結局何もわかっていないのですが。何のことかというと当社がご提案するソリューションはJavaでXMLベースのスケーラブルなサービス構築もセキュアでミッションクリティカルなアプリケーションにも十分なアベイラビリティ、とかそういうやつですよ。
「パンチカード」なんて言うとそれだけでなんだか懐かしい気分になってしまうので、ぜひとも声に出して読みたい日本語のひとつであるわけですが、あと25年くらい時間が経つと、「XML」ってパンチカードと同じようなイメージを持つ単語になるのではないでしょうか。そんな感じで、XMLってつまりパンチカードのことだったのかとようやくイメージがつかめてきた次第。
Webベースのアプリケーションがうんたらかんたらとか騒がれるようになって久しく、これからはJavaだよJavaなどと叫ばれるようになってからもまた久しいですが、「Web」と「プログラミング」から連想されるものって、ふつうに考えれば掲示板とかチャットとかその程度のアプリケーションだろうと。しかしゴールデンタイムにSunとかIBMとかの「ソリューション」のCMがバカスカ流れている現状を見ると、どうも今の世の中というのは掲示板とかチャットとかと似たようなものをめぐって巨万の富が右へ左へと動いている時代みたいです。
そう考えると、1枚の容量が80バイトの上質紙をめぐって巨万の富が右へ左へと動いていた時代と、ちっとも変わっていない気がして、なんだかほほえましいものですな。