2002/01/11 Fri 晴 寒 「サプラーイズ」
私の部屋は洗濯機を置く場所がないので、コインランドリーに行かないと洗濯もできません。ランドリーに行って衣類を洗濯して持って帰ってきて干す、という一連の作業はほんのちょっとしたことにすぎないのですが、ほんのちょっと忙しくなるだけで「あーめんどくせー」と言ってついつい先延ばしにしてしまいます。なので忙しくなると100円ショップでTシャツを買ってきて着ていたりするという具合です。 夜、事務所からの帰り、青梅街道をヴィーとバイクで快走していたら、向かって左側の路肩に駐車している車の間から会社帰りOL風のねーちゃんがタタタタタッと飛び出してきました。どうやらこちらの姿は全く目に入っていない様子。危ない、と思って急ブレーキ。とはいえ、そのまま走って道路を横断してくれればおそらく接触することはない、そのくらいの距離がありました。 ところがおねーちゃん、いざ道路に飛び出した後に、右方向からバイクが接近してくることに気付いてしまいました。さあ、大あわてでそのまま道路を横断するか、速やかに横断を中止して後退しなければバイクと接触してしまいます。どっちだっていいからとにかく動けば良いのです。しかし身体を左右にガクガクと揺らすばかりで動きません。最終的には私の方向に手を向けて、内股にひざを曲げてその場で凍り付いてしまいました。 まぁそれでも十分ブレーキは間にあって、私はフローズンOLの数メートル手前で停止することができました。驚きと恐怖が突然降りかかってきた人間というのは本当に腰が抜けるということを目の当たりにしましたよ。「飛び出すな 車は急に 止まれない」なんて言いますけど、人間は急に止まってしまうこともあるようですね。
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