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2001/10/11 Thur 晴 暑 「暑いし忙しい」


洗濯をしようとコインランドリーのある銭湯へ向かって歩いていくと、細い道の脇に、いつもは停まっていないバイクを発見しました。私の乗っているCBR250RRの弟にあたるHORNETでした。近所にHORNETに乗りはじめた人がいるのかと思ったのですが、どことなくバイクの様子がおかしいです。この違和感は何だと思ってよく見てみると、前輪がまっすぐ前を向いて停まっていたのです。バイクを停めるときはハンドルを左いっぱいに切ってロックするのがふつうですが、このバイクはハンドルロックがかかっていなかったという。

それで、これはどういうことかと思ってカギ穴を見てみると、何か細い棒を突っ込んでかき回したあとのようなものがあったので、いよいよ盗難車かもしれないと気付きました。ひとまず洗濯をすませて、しばらく考えたのですが、また誰かが来て盗っていってしまっては困るので、出かけるついでに交番に連絡することにしました。まぁカギ穴壊されたまま乗っているのかもしれませんが、盗難車なのに届けないのと盗難車でないのに届けてしまうのとだったらどう考えても前者の選択のほうが不幸なわけで。

駅前の交番はにぎわっていました。いえ、別に催し物があったわけではありません。次から次へと道を尋ねに来る人で絶えなかったということです。私は人に道を尋ねることはめったにないので、そのくらい調べてから出かけろよという気になりすこしばかり憤慨。私の前に3人ほど道を尋ねる人が並んでいて、しばらく待ってやっと私の番になりました。交番の中は50歳代半ばから後半とおぼしき4〜5人の男性警官がいて、道を教える以外は特に仕事もないのかヒマそうでした。

バイクのナンバーと場所を控えたメモを渡してすぐ出ようと思ったのですが、私の部屋にはまだ交番が一度も巡回に来たことがなかったので巡回カードを書かされました。そうこうしているうちに、奥にいた警官2〜3人が「それじゃあ行くか」「照会してから行けばいいんじゃないか」「動かされたらいかんだろう」「そうか、クルマで行くかい」「いや、250ccのバイクだろ、どうせクルマで行っても持ってこれんだろう」「なら自転車で行こう」とのんきに話しながら出ていきました。頼りないのかあるのか。「盗難車じゃなかったら特にあなたのところには連絡しないけどいいかね」と確認されたのですが、少なくともいまのところ連絡はありません。

ちょっと作業があるので今日は終日事務所で、さらにそのまま床で寝てしまいます。


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