2001/09/19 Wed 晴 暑 「完成してたり」
いつぞや「自作マシン組むぞ!」と高らかに宣言したはよいのですが、いろいろとトラブル続きでちっとも完成しませんでした。が、今月に入ってもう一度挑戦してみて、なんとか組み上げることに成功しました。
しかし、燃えないゴミの日に集積所の横を通りかかったら偶然にもまだ使えそうなケースが捨てられているのを発見してしまい、電源もちゃんと動作するようなので、結局これを拾ってきて使うことにしました。ごく普通の形のケースで見た目の面白さは全くありませんが、タダならまぁ何でもいいです。というわけで集めた部品の一覧はこれです。
写真のCPU表面をよくご覧いただくと、「HEATSINK REQUIRED」と書かれているのが分かると思います。ヒートシンクが必要、ということは逆に言えば、ヒートシンクさえ付ければファンは必要ないということであります。私の購入したこのヒートシンクは、別にファンを購入して上に装着するのが本来の利用方法のようですが、今回は単体で使ってしまいます。 ファンというのはうるさいだけでなく、こんな記事にもあるように、常に動いている部分なので壊れる確率が高い部品です。秋葉原で「このマザーボード安定していていいんだよね」などと話しながら、それといっしょに非常に高速で発熱も多いCPUを選んでいる人を見かけましたが、最近のCPUは温度上昇が並大抵じゃないので、いくらマザーボードが良くたってファンが止まれば一瞬にしてフリーズ、それどころかCPUコアが自熱で焼けてしまうこともありますよ。まぁファンもそんなに簡単に止まるものではないでしょうが、速さばかり求めるのではなく、ファンレスでも動くということに価値を求める人がもっといてもいいと思います。などとゴタクを並べているうちに組み上がったので動作確認のため電源オン。 「VIA CyrixIII - 600MHz」やりました! めでたくCPUが正常に認識されましたよ。こんなマイナーCPUなので正しく認識されるだけでもありがたいのです。しかしその直後、右の写真のように画面は激しく崩れて止まってしまいます。後になって、これはグラフィックボードの仕様で、CONFIG.SYSにちょっと手を加えるだけで回避できると分かったのですが、それが分かるまであっちこっちの設定をいじりまくってひどく時間を費やしました。 最終的には大きな異常はないことが確認されて一件落着。おやおや何だか世間では「Admin to 3rd Worldwar」、逆から読んでW32NIMDAなんてカゼが流行っているようですな。IEでWebを見るだけで感染するなんてもうほとんど笑い話のレヴェルですなギャハハハハ。っていうか、Windowsの仕様に詳しい人ならこういうウイルスが出てくることは予想していた、いやそれどころかすぐにでも作れたのではないでしょうか。ただあまりにも感染力が高すぎるので「さすがにヤバイっしょ、これで捕まったら確実に実刑だよ」と思ってみんな自粛していただけで。 |