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2001/08/20 Mon 曇 やや暑 「挙動不審」


扇風機を回しながら電子レンジをつけるとブレーカーが飛ぶような6畳一間のボロアパートに住んでるみんなこんにちは!(「お前だけー」の合いの手入る) さぁ、今日で一連の作業に片を付けるよ! というわけで最後まで未解明なデータを調べるために国立国会図書館までバイクを走らせます。……「本日休館日」。第1・3月曜日は休みなのね。ちゃんと調べてから行くへきでした。仕方がないので一旦帰宅して、代わりに使えそうな図書館をサーチ。都立中央図書館なんてどうですか、なかなか良さげじゃないですか。すいません「良さげ」って正しくない日本語かもしれませんね。

調べてみると、月曜日の都立図書館は午後から営業開始という大学生顔負けのぐうたらスケジュールでナイスです。台風が近づいていて夕方から雨という予報ですので、おとなしく地下鉄で行くことにします。高田馬場-(東西線)-飯田橋-(南北線)-麻布十番。チャッチャッチャ 所は東京麻布十番折しも昼下がり 暗闇坂は蝉時雨ー、というわけで相変わらずコジャレた街だねここは。

テクテク西へ歩いて図書館を目指します。細い道沿いには豪邸が建ち並び、中には各国の大使館も見られます。あっ、Switch Publishingってこんなところにあったのか。出版物だけじゃなくて外観もコジャレてるな。などとキョロキョロ挙動不審気味に歩いていき、高級住宅街のド真ん中で何か大工事してるなと思ったらうわっ何だこりゃ、すごい形のマンションです。いやーさすが金持ちの考えることは分かりません。でもこんなどこか卑わいな形状をした住居に住んでみたいという気持ちは分からないでもありません。写真なんか撮っているヒマがあったらさっさと図書館行って調査を進めなさいと言われそうなのでハイそうしますよ。

頭が重い

と、さらに歩を進めるも、駅からずっとカンをたよりに歩いてきたので道に迷ってしまいました。ちょうどさっきから警官を3人くらい見かけているので尋ねることに。「すいません、都立図書館ってどちらになります?」「えーと、近くに何か目印になるようなものは……」「(公共施設って目印じゃないんですか)大きな公園の中にあるみたいなんですけど」「有栖川公園でしょうかねぇ」「あったぶんそれです」「(腕をのばして)それだとだいたいこっちの方角なんですけど……詳しい道順はちょっと……」「いえいえ、ありがとうございます」と、この地にあまり詳しくないその若い警官は申し訳なさそうに弱々しく敬礼。警察官って一般人にも敬礼してくれるんですね。っていうか外に警官が何人も立っているって、この界隈はひょっとしてけっこう危険な場所なのではないかといまさらになって気付いてちょっと警戒してみたり。

警官に道を尋ねた場所から5分も歩かないくらいでめでたく図書館を発見、侵入を試みます。いや普通に進入しましたが。ところがあまりめでたくなくて、思ったほどは雑誌のバックナンバーが所蔵されておらず。まぁゲーム雑誌のバックナンバーを求めるのが無理な注文だとは承知しているのですが。当初は、閉館の夜8:00までねばってやる、と鼻息荒かったのですがすぐに萎えて、広尾-(日比谷線)-霞ヶ関-(丸の内線)-荻窪-(中央線)-三鷹という鬼の節約リレーで事務所へ夕方出勤。11:00くらいに帰還して、昨日西友高田馬場店で購入したうなぎ丼を食してサントリーウイスキーホワイトスーパークリーンをほんの少しだけ摂取して就寝。そういえば結局雨は降りませんでしたな。バイクで動いたほうが早かったですが、変なマンションも見つけたしまぁいいか。


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