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2001/08/08 Wed 曇 やや暑 「緊急出張」


作業を自宅でまったりと片づけようと思うも、夏コミの印刷物のために急遽浜松へ行くことに。18切符を8月前半で浪費するとは思ってもみませんでしたよ。昨夜は全く寝ていなかったので電車の中ではずっと熟睡状態。18切符が使えない時期にバイクで行くのに比べれば、電車で行くのはただでさえ高速で楽チンなのに、今日は輪をかけて東京浜松間を近く感じました。

ドーナツ全品100円のミスドで昼食取って学校の仕事部屋へ。すぐに作業を始めようとするも、睡眠が全く足りていないようでとても頭を働かせることはできず、イスを並べて少々の仮眠。その後せっせとフリーペーパーのデザイン作業。しかし原稿の締切までまだ数時間あるので、ライター陣から手元に送られてきている原稿はまだごく一部です。そのためレイアウトが非常に大まかにしか決まらず往生。原稿の文字数はあらかじめカッチリと決めておくべきでした。学習。

夜8:00浜松発の最終列車で東京へトンボ帰りの予定でしたが、とてもそれまでに完成するメドは立たず。あきらめて夜行で帰る決心。そうこうして素材も揃ってレイアウトも固まったので一太郎の画面上にペタペタと貼り付けていきます。しかし忙しいときに限ってトラブルは起こるもの。ファイルサイズがでかくなりすぎて、知らないうちに自分のマシンでは開けなくなっていたという。自分で作ったファイルなのに自分で開けんとは何たる非力マシン。64Mというメモリの大きさよりも、MMXペン150MHz相当というプロセッサの遅さが足を引っぱっているような気がします。

仕方なく、研究室にあるデスクトップマシンで続きの作業をすることに。私のマシンに入っている一太郎のヴァージョンは9で、研究室マシンのは8です。9には作図ソフトの「花子」で作ったデータをそのまま枠内にはめ込むことができるのですが、8の時代にはそれがないので、花子枠をもう一度別の方法で作り直さなければいかんなーと打ちひしがれていたのですが、なんとまぁ、ファイルを開いてみたらそのまま残っているじゃありませんか。枠の中身の編集はできませんが、図形は全くそのまま表示されています。ちゃんと自前でベクトルのデータを持てている。すごい。しかも、新バージョンのファイルを旧バージョンで編集しても、新バージョン特有の属性に影響を与えません。新→旧→新と編集環境を自在に行き来できる。Win95以降の一太郎はどのバージョンでもファイル形式に互換がありますが、こんなしっかり互換しているとは。一太郎+花子の組み合わせは、パーソナルユース(印刷所にデータを渡したりする必要のない環境)では最強のDTP環境ですな。

で、まぁ結局そんなこんながありまして、夜行列車の時間も過ぎてしまい、最終的には深夜3:00くらいに完成。長かった。


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