2001/05/26 Sat 曇 暑 「隔世の感」
事務所で先月号(? 宇多田ヒカルみたいな人が表紙)のロッキングオンジャパンをめくっていて、何だかどっかで聞いたことのある名前のバンドが出ているなと思ったら、あらら中学時代からの盟友ワダ氏のバンドじゃないですか。音楽的には私の嗜好の範囲とずれるのですが、今度ライブにでも行ってみるか。 自民党宮城県連の一連のCMシリーズに新作登場ということで早く見てぇ誰かアップしろ! といっても今回は別にアグレッシヴな内容でないようでちょっと残念。←ちなみに、笑うところです。それにしてもガキのころは比較的政治に興味のある人間だったので小学生のころは支持政党が社会党だったりしたのですが、最近あまり興味がわかないのはなぜでしょう。森首相のときはコメディタッチの展開で個人的には割とウケてましたがね。 この暑いのに2日間風呂に入っていないのでさすがに少々気持ち悪くなり、昼からやっている銭湯はないものか、ああそういえば都区内にスーパー銭湯があったらいいなーと思いつきさっそく調べてみます。渋谷区幡ヶ谷のあたりにひとつあるような感じなので早速行ってみます。 その住所のほうへ向かうと住宅街・商店街のど真ん中で、こんなところにスーパー銭湯なんてあるのかという雰囲気。近くまで来ているということは分かりますがなかなか見つからず、一方通行地獄の狭い路地をグルグル周り続けます。やっとのことで見つけた天龍泉は、Webの情報では「スーパー銭湯」となっているのに、実際は都内共通回数券の使える一般公衆浴場でした。 まぁそれでも営業時間は長いし、若干ながら風呂の種類もあり、「スーパー銭湯を意識したリフォームを施した町銭湯」が正しい肩書きでしょうか。特徴的なのは、男湯女湯でそれぞれ風呂の種類が異なり、一日ごとにそれが入れ替わることです。つまり、毎日男湯と女湯ののれんが替わるという。狭い敷地で風呂の種類をかせぐにはなかなかの名案だと思いますが、間違えて入る人とかいないのでしょうかね。 今度、Macintoshしかない事務所にWindowsマシンを1台導入することになったのですが、どうせなら自作でやっちまいましょうということで私がパーツを調達することに。しかし私実はこれまで全く自作をしたことないのですよ。意外だねとかよく言われるのですが。中学生くらいのときから自作しよう自作しようとは思っていたのですが、小型のノートがあればそれで用が足りるようなことしかしてこなかったので、いつの間にか自然と自作熱は冷めていたのでした。 私が昔から使っているメモ帳の前のほうのページを見ると、こんなマシンを組めたら最高だなーという夢のパーツリストが書かれています。それを見ると、Pentium166MHz・メモリ64MB(できればEDORAM)・ハードディスク3GB・グラフィックボードMillennium(VRAM4MBが理想)・CR-ROM8倍速という、今ではジャンク屋も引き取ってくれないようなスペックが見られます。しかし今から6年くらい前のことなので、こんなのでも一式組むのには20万円くらいかかったんじゃないですか。 あのころ以来真剣にパーツ売場を見ることもなくなってしまい、未だに私の頭では430FXチップセットが出てきたばかりで「これでやっとPCIバスのパフォーマンスが生きる時代になったぜ!」とかほざいたまま時間が止まっているのです。当然、そんな人間に自作ができるのかという問題が浮上しますので、いきなりパーツ買ってきますというわけにはいかず、まずは21世紀の自作パーツ事情をチェック。 秋葉原で真剣に見たりすると深みにはまって抜けられなくなりそうなので、新宿のヨドバシやビックパソコン館で勉強することに。何でもかんでもある秋葉よりも売れ筋をしぼってある量販店のほうが分かりやすいでしょうから。早速まずはマザーボードを見てみますが、マザボメーカーというとASUSとGIGABYTEとAOoenくらいしか思いつかない私にとって、聞いたこともないメーカー名が百花繚乱の売場はまるでソビエトの自由市場のようでありました。しかも、基板を見ても何に使うか分からないようなコネクタが知らないうちに増えていて、早くも勉強し直しの必要性を痛感。 だってPentiumIIの登場以来ソケットは廃止されてスロットになったんじゃないのですか(ギリギリそのくらいの時代までは知っている)。並んでいるマザーボードはほとんど従来のようなソケットじゃないですか、時代逆戻りしてますよ! メモリもPCが100とか133とかCLが2とか3とか、数字が大きければ良いのかと思ったらその逆もあるそうで、しかもDDRって何だそりゃファミリートレーナーの上で踊るのかいな、というお約束のボケをかましつつ次はハードディスクなど見てみます。私の中でハードディスクといえばWestern DigitalかQuantamなのですが、最近の人気はIBMのようで、W社やQ社は影をひそめております。20Gと40Gを比べても2000〜3000円くらいしか価格差がないし。 グラフィックボードに至ってはもう東北地方並の(←人権侵害!)未開の地でありまして、知った名前のボードなんてMillenniumしかありません。VRAMの容量も16Mだ32Mだって、4Mで大騒ぎしていた人間にはそれ宇宙レベルの数字ですよ。安いだけで有名なシーラスロジック社のはないのか! CD-ROMは安価なものでも48倍速が最低ラインというか、もう性能は頭打ちになっているようです。従来のCD-ROMフォーマットを維持する限り記録密度を高められないのでしょうから、回転数でかせぐにはおのずと限界が来ますわな。 というわけで最新技術という人類の英知に完敗しながらも店頭で長時間各パーツについて勉強・検討し、事務所へ行ってカカクコムを見ながら見積書作成。Webで調べながら、今はIntelとAMDでCPUピンに互換性がなく、それぞれ違うソケットを持つマザーボードでないと刺さらないことを初めて知りましたよ。危ない危ない。というわけで仮に決定したのがだいたいこんなもんです。
ケースとキーボードとマウスはこれから決めます。今回はモニタ無しで上限10万円という条件ですので、まぁこんなもんでしょう。値段はWebで調べたものなのでもっと高いとか安いとかあるかもしれません。安くあげるため、グラフィックとサウンドはマザーボードにオンボードです(Duronで作るつもりでしたが、オンボードVGAでSocket Aに対応したのがすぐには見つからず断念)。ハードディスクはケチらず40Gにしても良いか。このマザボにこのメモリは刺さらんよ、とか根本的なところで間違えているといけないので、何か問題点あったら詳しい人指摘して下さいよ。 実は性能は二の次で、ケースには多少こだわって変なデザインのにしようという。 |