- 6:30起床。飯を喰って、英語の予習をして、学校へ。午前の授業が終了し、ばんばんていで昼飯を購入。食して、午後の授業。朝の9時から夕方6時までの授業は確かに長いが、あっという間に終わってしまうものでもある。どっと疲れが残るのみ。450分もただ机に向かっていれば頭が働くわけがない。これを防ぐには能動的に授業に取り組んでいくことが重要だが、私の興味範囲に近い科目は今日はほとんどないのである。ではなぜそんなに授業をとってているのか。理由は簡単で「必修だからとらないと卒業できない」「選択必修科目の中から消去法で選んだ」といったものである。もちろん、授業に問題があるわけではない。私が悪いのだ。結局、興味範囲の中を追究するには独学が最も手っ取り早いようだ。じゃあ何で大学来たんでしょうね。まぁ月並みな表現ですが「こんなはずじゃなかった」。後悔はしてませんが。まだまだ道は開けている。
- 帰って、昨日ヤマハライフサービス本社店で購入した弁当を食す。そして、「スタートレック 叛乱」を鑑賞するため市街地の映画館へ。各日最終上映は一般も学生も1300円で見られるサービスを行っていた。中高生料金と同じである。客は私を含め6名のみ。ワイシャツ姿の男性1名、ヒマを持て余したのか不況にあえぐのか中年男性2名、会話を聞いた限りではカーク・スポックの時代からスタートレックを見ていると思われる中年女性2名、そして私である。平日に映画を見るのは大学生になってからなのだが、平日の映画館がこんな様子だとは全く考えていなかった。
- 映画の内容は、前々作「ジェネレーションズ」や前作「ファーストコンタクト」のような大作というよりは、テレビ版エピソードに近いノリだった(もちろん、映画っぽいとかテレビっぽいとかは優秀か否かには関係ない)。購入したパンフレットを読むと、制作にかかった手間は今回が1番のようだが。相変わらず示唆に富んだ(説教臭いとも)シナリオで良かった。多数グループの都合で少数グループが犠牲になるのは良くないという反大国思想と、自らを守るには武器を持つ必要があるというアメリカ的思想が同時に描かれている点が興味深かった。
- そして、スタートレックでは何度となく描かれてきた、技術は人を幸せにするかという命題。今回のシナリオも、技術を捨てた民族の話がメインである。少なからず技術決定論的な思想を持つ私はいつも考えさせられる。まぁ、技術決定論というよりは技術って面白そうだからどんどん試してみようというのが基本的な私の考えなんですが、これって当たり前でもあるし、大変危険なことでもあるね。日誌にこんなことを書いても不毛なので終了。
- 帰って、日誌を書いていると電話が鳴る。地元の連れからであるが、東京へ引っ越したという。大井町在住だそうだ。興奮気味の(元々そいつは東京に足繁く通っていたので、大都会が物珍しくて興奮しているのではない)話を聞いて、ますます私は鬱屈。どうする、このままあと3年も静岡にいるのか。
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