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2000/09/24 Sun 晴 やや暑 「日々是業務」


昨日みたいな日誌ばかり書いていると「てめぇいつも『平凡な日々の生活をおくっております』とかほざいてる割にはけっこう楽しそうにやってるじゃんかよ、うらやましいぜ! ウラウラ」なんてことを言い出す人がいるのですが、いや、本当に「ウラウラ」とまで言った人は一人もいないのですが、それはさておきあの日誌をどう読めば楽しい生活に思えるのでしょう。

ちゃんと最初から最後まで読めば、いやいや途中だけ読んでも、全然楽しい一日ではないじゃないですか。そうだ、昨日の日誌を読みながら、私の生活を一度まねしてみていただければ分かると思います。

「朝だと思って起きたらもう3:00だった。せっかくの休日が台無し」「浜松に来てから自転車がパンクばかりする。わざわざ遠い自転車屋まで引いていく」「ついついドトールへ入って朝飯なんかに金を使ってしまう」「Villege Vanguardの新店を見つけたけど、興味のある本はないし周りの雰囲気自分にあってないし」「中古レコード屋へ行くも収穫全くなし。半ばヤケで玉弾きに興じ5000円スる」「買ってきたハンバーグを焼くと、乗っていたチーズがフライパンに焦げ付いてグチャグチャ」「ドライアイスって楽しいですねハハハハハ」

仮にあなたがこんな一日を過ごしたとして、楽しいと思うでしょうか? つまらないですねー。しかし、「もし自分の来週末がこんなんだったら」と考えてこれを読めば確かに暗く思えますが、自分には直接関係ない他人の生活だと思って読めば、何だか意外と楽しいように思えるかもしれませんね。

基本的にこの日誌は、その日実際にあったことを時系列に沿って書き連ねているだけであります。だから日記ではなく「日誌」なのです。日記という言葉は、どうも日本古来の伝統からすると「内に秘めたる真情の吐露」的なものを感じさせるんですな。さて、そんな「日誌」とはいえ、ついつい出来心でいろいろと味付けをしてしまうわけですが、そうすると、本当はつまらない一日が面白く伝わってしまうこともあるという。

「Web日記の本質はウソをつくことにある」なんて説もありますが、これの意味するところも「積極的にウソを書く」ではなく、「本当のことを書きながらも結果として読者にはウソの情報を伝える」ということなのかもしれません。とすると、アタシと彼との性生活告白系の日記とか、セルフヌードアップしまくりのページとか、見てるこっちのほうがイテテテテと感じてしまうようなサイトの作者も、自身に関する情報を過剰に露出することによって、逆に何かを隠そうとしているのかもしれませんな。なんて分かったようなことダラダラと書いておけば、私が本当はウヒヒと楽しい毎日を過ごしているのもカモフラージュできるかモナー。ウヒヒ。

はい、今日はバイトです。日曜日だけは定例で働いています。その他の曜日は不定期です。相変わらずオリンピア祭典競技会の影響はすさまじく、今日は店長とバイト2名の計3名のみで人手不足気味なのにもかかわらず、十分切り盛りできました。でもまぁここ数回の中では働いたほうです。ちょうど快い疲れって感じですか。「サントリーウイスキーホワイト スーパークリーン」をロックでグイグイ飲んで就寝。


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