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2000/03/23 Thur 曇のち雨 やや暖 「どっこい卒業式」


  • 8:30くらいに起きて、あわてて飯喰って静岡へ向けて出発です。今日は静岡大学静岡地区の卒業式なので、先輩方に最後の落とし前というかまぁいつもご無沙汰なので最後くらいきちんとごあいさつというわけです。にしても、浜松から静岡への道はいつものように大混雑で、到着までには2時間弱の時間を要しました。時間どうこうより、なかなか先にすすめないことによる精神衛生の悪化という点に問題があります。静岡へ通うだけで寿命が縮みます。

  • 卒業式は相変わらずのバカ騒ぎで地味な私などついていけませんな。先輩方が会場から出てきてひとまず歓談して、各学科に分かれての学位記授与式等が行われている間は久々に静岡の街をうろつきます。すみや本店にて「A列車で行こう4」の復刻版が3000円くらいで売られているのを発見し、発売元アートディンク社の懐の深さを感じます。

  • 会合が終わった卒業生の方と合流し、街中でゆっくり昼飯など食します。その後もダラダラと過ごし、どこかへ出かけるにも主要街道は全て渋滞していて、結局遠くへ出かけることはなく夕方になってしまい、渋滞はますます激しくなってしまって収拾がつきません。これから先生方への謝恩会に出席する先輩を見送って、私が静岡を出発するのは夕方の6:30になってしまいます。雨が降ってきました。

  • 悪天候及び夕方の大渋滞で気が滅入りそうになりながらバイクを西へ走らせ、浜松へ向けて帰ります。雨降りの日はヘルメットのシールドのくもりが激しいです。少しだけシールドを開けて走るも、そのすき間から雨がけっこう浸入してきて、今度はシールドの中側に水滴が付着していきます。最終的にはくもりと水滴にまみれて前方有効視界がわずか数メートルになります。前の車のテールランプを頼りに走っていきますが、対向車のヘッドライトが地面の水に反射してあまりにまぶしく、自分は本当に道路を走っているのだろうか、映画でも見ているのではないだろうかという気分になります。

  • ともかく、ベタベタになって浜松へ帰ってくると、2時間少々の時間が経過していました。一息つき、今度は浜松地区の先輩と卒業祝い飲み会をささやかに開催します。会場はいつぞやにも利用した「人情屋台朝まで元気村元浜店」の中の「鉄板焼 つみき」です。雑談しながらチマチマと飲み喰いしていると、店主のおばちゃんが「あれ、あんたたち前も来たことあったっけ?」と話してきて、なぜかトマトのサラダやギョウザ等が「私のおごりだから」と差し出されます。

  • 歓談するうちにバイトの話になり、私がレンタルビデオ店で働いていることを話すと、なぜかおばちゃんが「その手の」ビデオの話を振ってきて盛り上がってしまいます。中でも特に「どっこい母さん」とかいうタイトルの作品の話が中心となり、いや話の内容は過激にありあまって記述すらできないのですが、とにかくこの店に来たらおばちゃんに「どっこい」と言えば通じます。他にもいろいろと話をして、いや話をしたというよりも、おばちゃんが勝手に一人でどんどんその手の話で盛り上がってしまって我々は笑うしかなかったのですが、最後に一言、「私も歳だから見ても何も思わないけどねぇ、若いころそんなの見たら、そりゃもう、すぐ実際に試さなきゃと思っただろうねぇ(爆笑)」

  • その後も、梅サワーを注文したら「ロックで飲めるら?」などと言って梅酒のロックが出てくるという客の注文を無視したサービスがあったりしてまさに人情屋台の人情たるゆえんをひしひしと感じながら、このままここにいると本当に朝まで付き合わされるという身の危険を感じ、早々にお勘定を済ませて退散します。さらに、こんなお店にもかかわらず出口のところまでお見送り付きです。しかし、「こんどうちで『どっこい』探しとくからまた来てね」などと言われてもねぇ。たぶんまた来るけど。

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