98/12/24 Thur 晴 やや寒 「図書館で過ごす」
- 起きると11:00。ここ数日の中では早いほうだが、あまり良い生活ではない。飯を喰って、昨日の業務日誌を書いて、学校の図書館へ行く。Netに接続してページの管理など。このノートの不調の原因を探るが、結局分からず。再インストール以外に道はないようである。バックアップのため、連れにCD-Rドライブを買わせたいところだ。自分ではとても手が出ない。
- 久しぶりに書庫へ潜る。今ごろになってやっと「情報様式論」(マーク・ポスター,1990)などを借りてくる。書庫へ潜ったときに楽しみなのは、古い月刊アスキーを読むことだ。1994年3月号には、私の愛機PC-9821Cs2が発売されたという記事が載っていた。広告では「マルチメディアが思いきり楽しめる」との触れ込み。「フォトCD対応倍速CD-ROMドライブ」「15インチハイレゾ画面」「i486SX搭載」など、当時の私は「これなら十分すぎるくらいだ」と思ったスペックが載っている。実際にこのマシンを購入したのはそのちょうど1年後の、1995年の春のことだった。今でもこの機械が好きだ。
- 小売店の広告を見ると、外付けハードディスクで最も大容量のものは540Mで、実勢価格がギリギリ10万円を切るくらい。今10万出せば10Gが買える。カラーインクジェットプリンタがやっとパーソナルユースまで下りてきたくらいで、これもやっと10万円を切ったくらい。解像度は360dpiである。メモリを32M増設したいと思ったら安くても13〜14万円はかかる。今の10倍の価格である。まだ28.8kモデムは発売されておらず、14.4kモデムが3万5000円くらい。私は先日ハードオフで14.4kモデムを中古とはいえ1000円で購入したぞ。35分の1の価格!もちろん、紙面のどこにも「インターネット」の記事はなし!まぁ、よく見ればないこともないのだが、取り上げ方がとても小さい。ニフティから通常の手順でEメールが送れるようになったのなどはなかなかのニュースだと思うが、6分の1ページほどしか割かれていない。
- もう一つ注目すべきは、携帯電話の料金。ちょうど端末売り切り制が始まった頃である。新規加入料はNTTドコモ800MHzデジタルの場合3万6000円。基本料金は月8800円で、3分間の通話料金は260円となっている。さらにさらに、端末の値段は一台10万円前後である。当時自動車電話のアンテナを見るとビビっていた私である。そういえば、そのころ一度父親が会社の携帯を持ってきたことがあったが、普通の電話機の受話器の2倍くらい大きかった覚えがある。
- 夕飯は手羽元をホールトマトで煮る料理。タマネギを入れるとなおおいしい。何となく久しぶりにブックオフに行きたくなり、寒い中ブックオフ静岡馬渕店へ。「INTERNET magazine」1997年10月号(古本にしては珍しく、巻末のプロバイダー接続マップが付いていた)と、「ぼのぼの」第10巻をそれぞれ100円で購入。何となく行ってみてよかった。
最新版へ 前日へ 翌日へ 今月の目次へ
Home
(C) Akira Hidaka 1998, all rights reserved.