98/12/06 Sun 晴のち曇 やや寒 「現地視察」
7:00に起きる。熱はなさそうだが、全身がものすごくだるい。のども相変わらずBe on fireである。声がガラガラ。それにしても、声がまともかどうかを確かめるためにひとりで声を出すのは非常に馬鹿馬鹿しい。「あー」と言ってみたところでよく分からないので、何か意味のあることをしゃべろうとするのだが、「おはよー」とか言うのもどうか。結局今日私が試しに出してみた声は
「いらっしゃいませー」
であった。
もっと馬鹿。
ブルブル震えながら洗濯をする。震えながら朝食を喰う。今日は連れとドライブの予定なのだが大丈夫だろうか。そうこうしているうちに待ち合わせの時間になってしまう。しびれを切らして(?)
第三葵荘
の前まで連れが車で来る。ブルブル震えながら出発。
特に目的もないのだが、手頃な距離ということで御前崎へ向かう。特に渋滞等はなく、スルスル進んでいく。それにしても、静岡県中西部はやたらと
サークルK
が多い。セブンイレブンよりずっと多い感じだ。愛知県でやたらと見られるローソンは意外と少ない。ちなみに、知らない人が多いのだが、愛知県にセブンイレブンは皆無と言っていいほど存在しない。
今日はサーフィンの大会かイベントか何かがあるらしく、御前崎はサーファーでごった返し。そんな中我々は冷静に海岸に露出している岩盤の分析。のっぺりしていて細長い亀裂や小さな穴が多く見られる。溶岩が固まったものだろう。墓石のように石英や雲母の結晶は見られないので、地表近くで急激に冷却されたと想像できる。……このくらい中学生でも知っているか。確か火山岩の種類の覚え方は「
リカ
ちゃん
あせ
って
ゲ
ロはいた」だと思ったが、流紋岩・花崗岩・安山岩・閃緑岩・玄武岩……あとひとつ分からん。おまけに、どれがどういう特徴だったかなど完全に忘れた。
時間にかなり余裕があるので、
中部電力浜岡原子力発電所
を見にいく。裏口から「関係車両以外進入禁止」を無視して侵入を試みるが、黄色の回転灯がたくさんあるゲートが見えたところでさすがに怖くなり退散。正面ゲートへ廻ってうろついていると、後ろから関係車両が登場。ゲートが電動で開く。写真はその決定的瞬間をとらえたもの。後について侵入しようかなどとも言ったが、さすがに冗談にとどめておく。
原発敷地内には入れそうもなく断腸の思い。仕方なくPR館を見ることにする。こういうところは分かりやすく説明していながらたまにものすごいことを言うから怖い。一見子供向けのアニメーションで「ウラン238くんはいつもは元気がないんだけど、中性子をつかまえると、(画面のキャラクターの色が変わり)ホラ!プルトニウム239くんに変わって
元気が出てきたぞ!
」……
元気じゃ困るんだよ元気じゃ!!
しかし、実際に原発を眺めてみると、確かに考えさせられるところが多くある。一度は行ってみることをお勧めする。
帰りは牧ノ原から高速に乗っかり、あっという間に静岡へ。今日朝来られなかった
(いま「来れなかった」と入力してATOKに指摘された)
連れを誘って、今度は東へ向かう。国道1号をひたすら東へ。特に目的もなかったので、富士川を渡ることを目的とする。富士川まではそう遠くない。あっさり目的を達成し、新富士駅をくぐって旧東海道へ出る。今度はその道を西へ戻るが、ここでもサークルKが多く見られる。当たり前なのだが、私の勤務する店と品揃えがほとんど同じ。
これだけ走っても、帰ってきたのは昼の2:00過ぎだった。うがいをしてみたり、部屋の掃除をしてみたり、壊れていた自転車の前照灯を直してみたり、いろいろと雑用をしてみる。夕飯は昨日と同じメニューを作って喰ってみる。明日は早朝勤務なので早く寝てみる。
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