98/11/30 Mon 曇のち雨 寒 「バカがカゼをひく」

• ４：００に起きる。やたら寒い。しかし、寒さの感覚がどこか変だ。つばを飲み込むと、のどが何か変だ。やばい。カゼをひいたかもしれない。しかし今のところ、のどの痛みやだるさもないのでいつも通り出勤。

• 私はよく物を落とす。神経質かつ粗野というひどい性格がコンビニ勤務でもつい出てくる。今日も棚に乗せようとして２、３品落とした。たいていの物は落としてもまた乗せれば元通りだが、今日落とした物はそうはいかない。プラスティックトレーに入ったケーキを逆さまに落としてしまった。当然、トレーの透明のフタにクリームが付く。まぁしょうがない……本当にそれでいいのか？見てなかったよね、店長。

• 中国語の授業中に、次第にカゼの症状が出てくる。確かにのどの痛みを感じた。それが次第に強くなる。頭痛もするようになってきた。完全にカゼだと分かる。午後の授業は無理だな。

• 昼休みになり第三葵荘へフラフラと帰ると、部屋の前に連れが２人いた。廃棄弁当を強奪に来たらしい。プレゼントする分はないので代わりにNINTENDO64をやらせておく。私は廃棄弁当を喰い、学校の保健管理センターへ行ってうがい薬をもらってくる。

• 連れが帰って、おとなしく寝ることにする。２：００過ぎから寝て、起きたのが夕方の５：００前。のどの痛みがかなり強くなっていた。頭もガンガンする。あまり動く気になれない。夕飯はどうしよう。今日行くはずだった買い物にも行けない。結局、廃棄弁当をおかずにして、おかゆを食べることにした。しかし水を触るのはちょっと……。

• この調子でいくとますます病状悪化である。悩んだ末、近くの連れに電話して米をとぎに来てもらう。そのためだけにわざわざ来てもらったが、ちょっと話していると気分が楽になった。時間がムダにつぶれてしまうため、私はカゼが大嫌いである。だから「今日治らなかったら明日もムダになる」とついつい考え込んで暗くなってしまうのだが、人と会話するのはそれを回避する方法のひとつである。だから楽になったのだろう。感謝感激。

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