98/10/01 Thur 雨 やや蒸暑 「電気少年」
- 昨日寝たのは12:30だったが今日は6:30に起きる。1分の接続時間が確実に生活習慣を変化させつつある。昨日水がかかり壊れかかったキーボードだったが、水が乾いたようで今日は全く正常に作動した。良かった良かった。
- 今日から授業が始まる。最初の授業は「認知と行動」である。人間の社会行動の仕組みを心理学のスタンスから分析すること(社会心理学)の基礎。この講義を第1希望にしていて抽選に漏れてしまった。しかしその他の講義があまり魅力的ではないため、単位はまぁどうでもいいとしてこちらへ不法侵入することにする。講義の後先生に「単位が出なくても構わないから受講してもいいですか」と聞いたところ、「ちょっと事務と話してみよう」と言われ、一緒に係のところへ。「正式な手続きを経ていないわけですから……」と係の人に言われたが、先生は「いえ確かにそれは分かるんですが僕のほうは一人二人増えたところで講義に全く支障はないのですから……」と。しばらくの押し問答の末、正式に登録してもらえることになった。熱心な教育者である先生で良かった。心から感謝。
- 2つ目は「思想と行為」。郷ひろみと二谷友里恵の関係の中で、二谷の「醒めた女」な部分に注目し、そこから近代の人間の主体性を考える……のだが、あまり二谷友里恵の話は面白くなく眠ってしまった。後半の理屈っぽい話は面白かったが。
- 部屋へ帰って昼飯。何食ぶりかで自炊する。その後サークルへ出る。今のアンテナがどういったものか詳しく調べる……ん?アンテナから出ている同軸ケーブルの先端にあるコネクタがポコッと取れる。どうやら数年前からこの状態だったらしい。これでは、せっかくアンテナを設置してもそのアンテナには電波が乗っていないことになる。アンテナをケーブルごと持ち帰る。関係ないが、部室のロッカーからほこりまみれになったコルグのアナログシンセが出てくる。なぜ!今日は雨なので持っていけないが、来週ちょっと借りてみよう。
- ハンダごて、ラジオペンチ、ニッパーといった道具を久しぶりに取り出し、コネクタ類の接触不良を数カ所接続し直す。ハンダごてが60Wなので、最低でも5mm同軸位の太さがないとケーブルが溶けかけるのだが、このケーブルは「3C-2V」つまり3mm同軸である。半透明のポリエチレンの絶縁体がどんどん透明になっていき、さらに熱が加わると黒っぽくなってくる。もう少しで溶け始めるところだったが、熱を加えるのをやめるとちゃんと元に戻った。指を切ったり火傷したり、机の上にハンダとヤニが飛びまくったりしたが、実はけっこう楽しかった。ドキドキしながら初めてハンダごてを手にし、5D-2VにM型コネクタを付けた記憶が蘇る。もう7年も前の話だが。
- 夕飯の材料を買いに話題のスーパーもちづき大谷店へ。魚が食べたかったので、サケの切り身を買いうちに残っていたムニエル調味料をまぶして焼く。明日は早朝勤務なので早く寝よう。と思っていたが日誌を書いていると9:00を過ぎてしまう。
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