2001/04/11 Wed 晴 暑 「困ったもんだ」
寝たのが早朝だったので、起きたら11:00でした。ひろゆき氏の入廷には間に合わず、って別にそんなたいした事件じゃないし、それ以前にここ1ヶ月全く2chにアクセスしていない人間がわざわざ走っていくほどのこともない。ん、そういえば何で2chにアクセスしていないのか。それは単純な理由で、PHSしかNet接続のラインがないからです。ひょっとすると、ヘビーユーザ以外があめぞう型のマルチスレッド掲示板を敬遠する理由って、雰囲気になじめないとかそういう問題ではなく、ページの容量は多いし読むのに時間はかかるしで、ただ電話代がかかるという理由だけなのではないでしょうか。最低でもテレホじゃないと、とてもあそこで遊ぶ気にはなりませんよ。 暑い暑い。気象庁によると夏日だそうです。Tシャツ一枚にノーブラで過ごしております。"裏"日本工業新聞の小谷真理×山形浩生裁判傍聴記を拝読。この事件については「噂の眞相」だか「創」だか(どちらだったか忘れました)でちょっと読んだくらいしか知りませんでしたが、タニグチ氏のコメントが鮮やかなまでに正論なのに感服。ちんげ教では「先生、死んだと思ってたら生きていたんですね。」って、見事なまでに先生殺されていてギュハハ。さすが教祖。 そんな殺された先生に録画していただいたBSの番組「細野晴臣 イエローマジックショー」を鑑賞。BS-Hi開始直後に放映された番組をBS2で再放送したものです。内容はというと、細野晴臣とそのゆかりの人物がどんどん出てきてダラダラしゃべってその上ギグもやってしまおうという、ファンには楽しくファン以外には全く楽しめない素晴らしいもの。この番組一本でBSデジタルの契約いくつ稼いだんだ。 アルバム「Tin Pan」の発売からそれほど経っていないころの放送だったので、松本隆とか鈴木茂とか高橋幸宏とか坂本龍一とか正式な仲間だった人以外のゲストは、小坂忠・越美晴・忌野清志郎といったTin Pan参加メンバーが中心。細野と関係ある連中の若手代表として高野寛や中村一義、そしてテイトウワが出てくるのはお約束であります。鮎川誠とシーナがむしろ異色に見えました。ちなみに、番組内ではシーナ&ザ・ロケッツのデビューアルバムの最初の曲「ユー・メイ・ドリーム」が演奏され、シーナがヴォーカルを披露。アルバムの歌い方はポップでしたが、20年以上経って完全にロック世界の住人になっていました。 まさか坂本がこんな番組に出る気になるとは思わなかったのですが、なんと出てきましたよ。そして、ユキヒロと3人でRYDEENを演奏。それだけはやってくれるな、ということをやられてしまいました。幻滅、激しく幻滅。この時点でこの番組の評価は0点、0点です。もったいない、もったいない。いまさらRYDEENはないだろう。そりゃ、私が世界で一番好きな曲ですよ、今でも。だからこそ、ステージ以外で演奏されちゃ困るんですよ。神聖ニシテ侵スヘカラスな神の音楽なんですから。 あと違和感を感じたのは、細野晴臣の活動の中で、基本的に1980年代までしかとりあげられていなかったことであります。90年代半ばのアンビエント、特にアルバム「N.D.E」が出てこなかったんじゃダメっすよ。それ以前の活動しか出てこないから「昔はすごかったんですね」式の話題の持っていきかたにしかならないという。 私くらいの年齢の人間だと、まずYMOを聴いてガーンと来て、その後でティン・パン・アレーやはっぴいえんどにさかのぼって聴くので、感覚的には、YMOよりもはっぴいえんどの方がnewで新鮮なものなのですね。そういう点では、時間軸に沿って活動を見ていくこの手の番組には、違和感を覚えて当然なのかもしれません。 まぁ、番組の中でジングル的に使われている音楽やさりげなく流れているBGMが、細野ソロ時代の楽曲中心で構成されていて、マニアにはニヤリとできていいんじゃないですか。BSデジタル勧誘番組としての機能は十分なものでしょう。ただ、そのためにRYDEEN演奏させるなという。3人がそろってYMOの曲やったのって、1993年の東京ドーム以来じゃないですか。それくらい大変なことなのに。 さて、2001年度からはうちのサイトも全面的にCSSを導入するかと思っていたのですよ。それで連日いろいろ実験的にソースを書いていたのですが、Netscape4のCSS解釈ではどうしても表示が崩れてしまうことが分かり、結局あきらめます。どうしても解決できなかった不具合というのは、line-heightで行間隔を指定しいるページの中で、このように文中で突然文字を大きくしてすぐにまた戻すと、次の行が重なってしまうことです。Netscape6かIEなら大丈夫なのですけどね。まぁいつかは使いますが、まだ当分はCSSやめときます。 昼間暑かった分、ちょっとバイクで走りたい気分です。というわけでひとっ走り行ってきます。 |