「日本人は情報という無形のものに金を払う意識が欠けている」なんてよく言われますけど、昨夜WIRED NEWSの記事を読んで、全然そうじゃないことに気付きましたよ。今年中にもiモードのサービスがアメリカで開始されようとしているというような記事の中で、普及の弊害になるかもしれない要素として、アメリカでは日本に比べてパソコンとDSLが安くて普及しているから、みんなもうパソコンでNet接続していて、わざわざ電話の小さな画面で接続したいとは思わないだろう、という点がまず挙げられていました。

その次に、「米国人はインターネット・コンテンツに対して料金を払うことに馴染みがないということもある。NTTドコモは、日本で着信音やスクリーンセーバーなどのコンテンツ提供に1ヵ月100〜300円ほどの料金を課しているが、それでも利用者は増える一方だ。」と述べられていたのです。確かにそうだ、全くその通り。第一、最近あちこちで非難されていますが、iモード対応機種を使用するだけで毎月の基本料金が300円も高くなっているのですし(iモードはオプションなので、本来は付けるか付けないか契約者が選択することができるはず。が、販売店は、iモード契約を取らないとドコモから十分なインセンティブが支払われないので、iモードを付けないとドコモの電話を売ってくれない店も多い、らしい)。

よく考えてみればNHKの受信料も結局ほとんどの人が払っているし、通りいっぺんの情報しか書いていない新聞というメディアも多くの人が支持しているし、結局お上が売る情報にはみんなありがたがって金を出すということですか。いや、それとこれとはちょっと違うか。まあ、「日本独特の文化的背景のため」とか、そういうくくり方ってもう古くてカッチョ悪いんですね、きっと。なんか言いわけ臭いし。

昨日祝日だということに気付かなかった私は今日こそ銀行振込を成功させるべくテクテク歩いてさくら銀行へ行き、雪辱を果たします。以前ヒロスエに負けて思わず口座作りそうになるもその後住友銀行への振込手数料優遇がないと分かり一気に意気消沈した、合併後は三井住友銀行なんていう財閥臭さがプンプンの名前になるさくら銀行です。どうせならこれまで飲み込んだ銀行名全部つけて太陽神戸三井住友平和銀行、通称「TAKOMISUHё(タコミシェ)銀行」とか名乗れば欧風でカッチョイイのにイヤすいませんつまんないですね。

それにしても銀行がいろいろあると便利ですね。高田馬場と西早稲田の地域内だけで、東三さくら住友一勧富士三和東海あさひ大和何でもありです。浜松にいたころは、東京三菱銀行の支店がなかったせいでどれだけYahoo!オークション代金の振込手数料を損したことか。でも、再編されれば半分で十分なくらいになっちゃいますね。

昨日はハウス名作劇場が始まったおかげでまたも頓挫してしまった引っ越し荷物片づけプロジェクト、今日こそは大幅な進行を見せたいところです。今日は、数ある段ボール箱の中でも最大の容積を誇っている、食器・調味料箱を攻略します。しかし片づけを始めて2秒後に問題点が浮上します。片づける場所がないのです。何だそりゃ。前の部屋には流しの上や下に戸棚があってとにかく突っ込めば良かったのですが、今回の部屋は流しが凶悪に狭く(その上汚い)、上にも下にも棚はありません。

仕方ないので、まずは汚い流しの下にも物を置けるように床のふき掃除など。赤黒くいい色になった35年モノの板張り床なので、ふいてもふいてもぞうきんが真っ黒になってキリがなし。ふきまくった後、その上に新聞紙を敷いてなんとかスペース確保。むき出しの配水管やガス配管が邪魔なので、敷く新聞紙もそれに合わせて切れ目を入れたりして大変です。今度は流しの上に収納を作るために、スペースの幅を計ってその後西友高田馬場店へ行って突っ張り棚を2枚購入。住環境整備だけで金がどんどんなくなっていきます。

そんなわけでここに記述した以外にも数々の困難を乗り越えて今日はだいぶ進みましたよ。これで達成率は60%くらいですかね。水回りの掃除もしたせいで部屋の清潔度もアップ。非常にがんばったので今日は西友の安売り惣菜を待たずに外食。石焼ビビンパ高田馬場4丁目店で野菜ビビンパ(580円が期間限定で100円値引)。大盛りにしないと量が足りないと思いました。あおい書店高田馬場店で週刊ウルトラ1を購入、その他立ち読み等。