昨日の新聞を読んでいたら、ある記事の見出しにリキッドオーディオジャパンの名が出ていたのでよく読んでみました。「売上高は予想を約十億円下回る二千万円になる見通しで」……ってオイ、10億以上の売上を見込んでおりましたが結局今年度は2000万しかいきませんでした、ってことですか! 誤植だと思いたいところですがまぁ本当なのでしょう。ITってそんな業績予想の立て方でいいのですか、ホラふキストの私も全くかないません。

タワーレコード浜松店で、インディーズCDの過剰在庫を半額で放出しているという情報を得たので、今日行ってみることに。自転車をククククとこいで出かけると、側面に明治アーモンドチョコレートのパッケージの絵が描かれた自動販売機を発見。まさか自動販売機で菓子売ってるのかと思って正面に回ってみると、いやいや全くその通り。「きのこの山」とかそんなのばっかり入った自販機です。冷えているかどうか気になったので試しにポッキーみたいなやつ(グリコ式表現で申し訳ない＞明治製菓御中)を購入してみたら、冷蔵機能は付いていないようで冷たくはなかったです。こんなところに菓子の自販機なんか置いてどれだけ売れるのでしょうね。帰りにもう一度通りかかってよく見たら、明治製菓の営業所の真ん前でした。謎は解決。町内にこんな有名企業があるとは知りませんでした。

朝飯も喰っていないのに時刻はもう昼なので、まず何か食さんと思い足を運んだのは通い慣れたるスカイラーク系和食ファミレス「夢庵」。普段来るときは深夜なのでガラガラで静かな店というイメージがあったのですが、休日の昼時ということで家族連れがいっぱいでうるせぇうるせぇ。店の選択を誤ったと思いながらもすぐに席まで案内されてしまったのでまぁここで食します。

それにしてもスカイラーク系の店っていつ来ても店員が少ないですね。夜遊び中にガストとか寄るとひとりの店員がフロア内走り回って全部やっているじゃないですか。こんなに大変なのは深夜帯だけかと思っていましたが、最も混雑する今でも3人くらいでヒーヒー言いながら(本当に言ったわけではないですが)回しています。「さと」なんかはフロアにもっとたくさん店員がいて余裕があった気がするのですが。それにしても、スカイラーク系の店員は教育が行き届いているのか、接客はおおむね丁寧です。だから余計にむごく感じるのですが。

そんなこんなで一番安い680円のランチが出てくるまでにはちょっと待たされましたが、店員に同情しつつ食して、タワー浜松が入っている浜松の一点豪華主義ビルアクトシティ浜松へ。タワー浜松は相変わらず涙がチュチェ切れ、いやチョチョ切れるほど回遊性のない店舗であります。ここより売場面積が狭いにもかかわらず素晴らしい棚作りをしているユニオン吉祥寺をちょっとは見習って下さい。

視聴機のCDも、聴く気になったのはAudio Activeの新譜くらいで、あとは全部ナフサのムダ遣い。さっさとインディーズ半額コーナーへ。在庫処分のためのセールなのであまり期待していませんでした。で、予想通りほとんど知らないグループのばかりで手を出しようがなかったのですが、SPOOZYSのミニアルバム「ASTRO 99」があったのでそれだけは秒速256kmで確保。これまで何度も手を出そうと思っていたSPOOZYSですが、POLYSICSとかMOTOCOMPOを優先したために手を出しかねていたのでした。1500円が半額なので、こりゃ買わない手はないでしょう。

本日はここアクトシティ浜松7階の催事場にて地方同人誌即売会の雄コミックライブ(おでかけライブin浜松56)が開催されているので、今後地方催事に参加することもあまりないと思うので行ってみます。いつもはだだっ広い展示イベントホールで開催しているのですが、今回は段取りが悪かったようでアクトシティのビル内で開催ということらしいです。今回ちゃんと新刊も出してやる気まんまんのめぢ先生のところへ遊びに行ったり。

地方コミケでは特濃のネタというのはあまり出てこないようで私のほしいようなものはほとんどないのですが、いや今回はひとつすごいサークルが出ていましたよ。自前で焼いたCDを販売していたので何かと思ったらラジオ番組だという。視聴させていただくと、うわっいきなり「オイ学生! 勉強しながら聴こうなんて思ってるそこのキミ! ……俺もそうだった……できないんだな。」とか、話自体はそれほど面白くなくても、こういういかにも深夜放送なネタが連発されて笑える笑える。こんな粋なことをしている人が地方コミケで地道に活動しているとは全く恐れ入る限り。200円というので、もちろん買いです。そのラジオ番組屋のとなりのブースに座っていたのが偶然にも学部の後輩でギャフン。いや別にギャフンということもないですが。

それにしてもこの催事場ホールと違って天井が普通の高さなので、何だか中古レコード市みたいですよ。バナナレコードが毎年夏に開く「史上最大のバーゲン」もこんな感じの部屋だし(バナナの場合もっと狭い催事場ですが)、雲竜FLEXビルでやってるレコード祭もちょうどこんな部屋でした。あと、いつものホールは床がコンクリ打ちっ放しですが、ここはフェルトみたいな床なので地べた座りも楽チンです。マターリしていていいね。あそうそう、全然関係ないですけど、印刷所へのデータ入稿で使えるDTPソフトって、QwarkExpressとPageMaker以外に何かあるのでしょうか。Windowsで使えて安いソフトが欲しいのですけどね。ワシのレベルだとやりたいことはほとんど一太郎でできるしねぇ。「パーソナル編集長」でデータ入稿って無理?

帰ってきて早速SPOOZYSのCD聴いてみると、おう、なかなかいいじゃないですかこれ。何で今まで購入しなかったのか。しかしまぁPOLYSICSを聴いたときほどの高揚感はないし、MOTOCOMPOを聴いたときのようなハッピーさはない。一番まともなニューウェーヴに近いなと思っていたら、なんだこのアルバム立花ハジメ参加してるじゃん。そんなことも知らなかったのですか。ハイ。まぁとにかくしばらくは聞き続けるつもりです。

夕方からはバイトへ。今日はそれほど忙しくなかったというのもありますが、それ以上に自分の調子が良くていい具合でした。滑舌も悪くなかったし、お客さんから尋ねられたことも余裕でガンガン対応できたし、人に見せても恥ずかしくない接客ができたような気がしました。ってなぜだよオイ。夢庵のランチが良かったかSPOOZYSの音楽が良かったのかオタク電波を浴びまくったからか。その割に今日の日誌はこうして冗長であります。