よし今日こそどこかお出かけするぞと思った日に限って雨が降っていて意気消沈。頭来る頭来る頭来る。せっかく朝ちゃんと起きたのに、あまりにも頭に来たので気を失ってしまい、そのまま夕方まで寝ていましたよ。

夕方からはいつものようにバイトですよ。暗い気持ちで雨の中店へ向かいます。淡々と業務にいそしんでいると、となりにいる店員の様子がおかしいのでどうしたんだと問いただしてみると「あたしね、この曲聴くともうダメなの」という。今日はBGMとしていつもの有線ヒットチャートではなく、新入荷のシングルを何枚かかけているのですが、その中の一曲に惚れ込んでしまって仕事が手につかないらしいです。すごい! 立派だよあんた! そう、音楽ってそれくらいでなければ、お金を払ってまで聴く価値なんてないのですよ。

さて、今新作コーナーにならんでいるのは2000年に劇場公開された作品がほとんどなのですが、パニック映画がムチャクチャ多いです。大蛇とか恐竜とかの動物系、洪水とか竜巻とかの天災系、飛行機などの乗り物系、だいたいこのどれかに当てはまるので、同じのがたくさんあるように見えてしまいます。パニック映画が多いのは、やっぱり世紀末だったからですかね。借りていくのは主に40代男性で、新作が入荷すると必ず見るというような熱心な人が多いです。そんなに毎週毎週パニックしていて大丈夫なのでしょうかね。閉店後はBGMにハービー・ハンコックのベスト盤をかけてまったりしながら掃除など。え、あんたジャズなんか聴くの、と思ったそこのキミ、音楽のジャンル分けなんてCD屋の都合のためでしかないものですよ。でも私ハンコックの曲なんて「MAIDEN VOYAGE」くらいしか知りませんけどね。