2000/09/04 Mon 晴 涼 「ランドリー」
ああ二度寝してしまって今日も生活時間帯はヒッキータイムでもうダメです。そんなこんなで遅い時間から学校へ行って、しばらくすると先輩方が何人か集まっていつものようにThe zudahn(ザ・ツダン)が始まって、久々に社会学。10:00前には帰ってきますが。 明日からまた出かけるのですが、洗濯物が少々たまっております。今から洗濯しても乾かないっぽいのでどうしようかと思案したところ、自転車で1分半の距離にコインランドリーがあったことを思い出します。洗濯をして、炊飯器に米と水をセットして、洗濯物を持って、いざランドリーへ。 ここはまだこの春にできたばかりの新しいところです。行ってみると、誰もいませんでした。乾燥機は100円/10分です。それほどは量もないので10分もかければ十分かなと、いやシャレじゃないですよ、じゅうぶんかと思って、洗濯物を突っ込んで100円玉をインサートコイン、ドラムがグルグル回り始めます。 古い週刊ジャンプが置いてあったので読んでみるのですがあんまり面白くないなあと思っていると、テーブルの上にボロボロのノートが一冊あることに気がつきます。よく見てみると、ゲーセンなんかにある落書き帳、いわゆるコミュニケーションノートでした。就職して大阪から越してきましたとか私なんか山形から単身赴任ですよとかあたし同棲中なんですけど洗濯物10日分くらいためちゃって連れ合いがブーブー言ってムカツクーとかいろいろ書いてあって、まさかコインランドリーにBBSがあるとは思いませんでしたよ。 無人のコインランドリーで不思議なコミュニティが形成されていることに若干のカルチャーショックを感じましたなどという感想を書き込もうとすると、機械がピーと音を発して乾燥終了を伝えます。いやシャレじゃないですよ。私はコインランドリー使うの初めてなのでよく分からないのですが、どこでもこういうノートって置いてあるものなのでしょうかね。あと、当然のことながらノートには要望も書かれているのですが、「暑い、暑すぎる。エアコン付けてくれませんか、店主さん」との書き込みに対し「ランドリー作るためにお金全部使っちゃったので当分無理ですごめんなさい 店主」というレスがついていて、なかなか店主もイキな人のようです。姿の見えない文字だけの店主。なんかサイバーっすね。そんなことないか。 10分ではまだ若干湿っぽかったのですが、まぁ一晩干していれば何とか乾くだろうと、延長はせずにそのまま持ち帰ります。帰ってくるとご飯が炊けていて計画は完璧です。おととい制作した親子丼の具をぶっかけて食します。食後、昨日購入したミニコミ誌「ZAMDA」をちょろっと読んでみたのですがこれが面白すぎる。三島由紀夫とドリフとYMOを同列で扱うレコード評論とか2000年安保を提言したりととにかく目の付け所というか話題の斬り方が上手すぎる。それで文章はバカカルチャー系の軽いノリなのですが、そのテクストから猛烈な知性が感じられて、この人たちすっげー勉強好きなんだなという気がして感嘆どころかジェラシーさえ感じてしまいます。 ってことをしているから今日も寝るのが遅くなって時計を見るともう2:15ですよ、明日はお出かけだから早起きしないといけないのにどうしよう、てなことになったらどうしようということを今日学校へ行ったときに先生と話したら「じゃあ酒飲んで寝るだわな」という答えが返ってきたので、ヨシいざ酒を飲まんとするもブラックニッカクリアブレンドのビンはほとんど空。これじゃシングルにもなりませんよ。自販機はとっくに閉まっているし、仕方なくこれからローソン中沢町店まで片道3分かけて酒を買いに行くつもりです。ってそんな時間があったらさっさと横になった方がいいような気がするのですが、一旦酒飲むぞモードに入った今もう誰にもそれは止められないのです。 それにしても上の段落って「結局夜遅くまで起きていてしまった」という夜になってからの事実と、「もし夜遅くまで寝られなかったらどうしよう」という夕方の時点での仮定を同時に述べていて何だかわけわかりませんね。事実と仮定を同時に述べていて、しかもその対象は「夜遅くまで起きている」という共通の現象であるということは、これはどういうことなのでしょう、メタ事実? メタ仮定? とか「メタ」なんて言葉の意味が分かっていないのに適当に使ってしまってすいません。今度野安さんにお会いしたときにでもお聞きしましょう。って屁理屈みたいなこと言っているヒマがあったら酒買いに行けっていうか、ハイハイそれじゃあ行きますよ。それでは。 |