99/03/04 Thur 曇 暖 「ついにアンチゲイツ君」
- 昨日も寝たのが4:00過ぎだったので、朝はぶっ通しで寝ている。今日は連れがうちに来ることになっていたので、そのドアを開ける音で11:00過ぎにやっと目覚める。飯を喰って、懲りずに「ポップンミュージック」で少し遊び、学校へ。
- その連れの引っ越しのために、生協のサービスカウンターでレンタカーを借りる。引っ越しは4日後に迫っているのだが、まだ3月上旬ということで空きがあった。私は今日ついにLinuxを入れる予定だったので、生協の本屋へ。ちょっと前に行ったとき、そこでTurboLinuxが販売されていたからだ。
- ところがソフトの取り扱いは期間限定の企画だったらしく、もうそこには存在しなかった。せっかくここまで気分を高めてきたのに意気消沈。あきらめてコンピュータ関連の書籍を眺めていると、私も何度か目を通したことのあるCD-ROM付きLinuxインストール本「Run Run Linux」(アスキー,2900円)の新版が販売されていた。TurboLinuxと違って難しいだろうとは思ったが、ここまで来て引き下がるのも悔しいので購入。
- 早速、帰ってきて導入に取り組む。連れもついてきて、横でWindows95の再インストールをしていた。本当にゲイツ君には困ったものである。私は本に書いてある通り、見よう見まねで作業を進める。ノートPCで、さらにドッキングステーションのCD-ROMドライブなのでうまくいくか心配だったが、まったく正常に導入完了。
- ところが、これのウィンドウシステムであるXFree86を動かす段階になって急に調子はおかしくなる。このノートの画面は1024x600という横長の変則的な形のため、画面がおかしな形で表示される。マウスポインタの矢印と画面上のボタンの位置もずれている。何十回と設定プログラムをやり直すが事態は一向に改善の兆しを見せない。
- 2時間ほど格闘して「こりゃダメだな」と思い始めたとき、昨日Netで見た動作報告が保存してあったことを思い出す。それを見てみると、設定ファイルの一部分を書き換えることによってうまく動くかもしれないということが分かった。早速設定ファイルを開き、手動でいくつかの数字を書き換えてみる。すると、見事に1024x600の大きさできれいに画面が表示された。分かってしまえば何でもないが、長いDOSの経験と勘がなければこれを動かすことはできなかっただろう。私と同じように、東芝PORTEGE300でXFree86をやろうとしている人がいるかもしれないので、一応作業内容を下に。
- とりあえず設定をXF86Setupコマンド等で普通に行う。ビデオカードはChips&TechnologiesのCT65554、モニターは1024x768の中から適当に、解像度は1024x768,16bitカラーを選択。
- /etcディレクトリの下あたりだかどこかにXF86Configという設定ファイルができるので、それをvi等のエディタで開く。
- Section "Monitor"という部分があるので、その中の「Modeline "1024x768" 何たらかんたら」という行を「Modeline "1024x600" 50.0 1024 1104 1176 1248 600 603 619 630」に書き換える。
- そのファイルで、そこから下の部分に"1024x768"と書いてあるところがあれば、それを全部"1024x600"に書き直す。このファイルをセーブして作業は終了。
- 何だかよく分かんないんですが、これでstartxしたらちゃんと表示されました。これ以前にもグチャグチャ設定をいじったから、それが影響しているのかもしれんけど。まぁ適当にかまっているうちに動くでしょう。
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