99/02/15 Mon 晴 寒 「リポート書けない」
- 早朝勤務。たまには店の人たちとの会話を詳しく書いてみよう。店長とファイナルファンタジー8の話になる。「みんな『ゲーム屋にない』って言ってうちに来るよ」「ああ、ゲーム屋にはあんまり流してないみたいですね」「そうかい」「コンビニにしたほうが中間マージンが軽くなるからゲームメーカーにとっては都合がいいのかもしれませんね」「ああ、じゃあメーカーとしてはゲーム屋で売られるのはおもしろくないわけだ」「まぁそうですかねぇ」
- 「僕はゲームってインベーダーみたいに撃つやつくらいしか知らないけど、このロールプレイングってどんなやつなの?ドラクエとかも何とかいうじゃない」「全体がひとつの話になっていて、物語を楽しみながら進むんです」「ああ、いろいろ謎解きがあるわけだ」「まぁそうですね」「じゃあさあ、最後はどうなったら勝ちなの、対戦ゲームなんかだと分かりやすいけどさ」「物語の最後に世界を支配しているような一番強いやつがいて、そいつに勝てば終わりです」「対戦するわけだ」「うー、対戦というか」
- 「でもさ、箱に書いてあるあらすじを読むとなんかラブストーリーみたいだよ」「今回はラブストーリーみたいですね、みんなもうただ悪者を倒すだけのやつには飽きちゃったんですよ」「そう」「僕もよく知らないんですけど、今度のファイナルはもう謎もあんまりなくて、むしろ映画を見るような感じじゃないですかね」
- 「ふーん、じゃあロールプレイングってのは一回やったらおしまいなんだ」「基本的にはそうですね、だからあと1ヶ月もするとゲーム屋が中古でいっぱいになりますよ」「ああ、みんな売っ払うんだ」「で、中古ソフトがいくら売れてもメーカーの利益にはならないじゃないですか」「そうだね、ゲーム屋だけの話だからね」「いまけっこうもめてるみたいですよ」「やっぱりメーカーとしてはゲーム屋がおもしろくないわけだ」「あー、まぁそうですかねぇ」説明するのは難しい。だいたいもうゲームやってないし。
- 今日の某マザキパンは無茶苦茶だった。注文していないパンが2種類5個も来る。そのうえ3個頼んだパンが2個しか来ない。さらに2個頼んだパンが3個来る。あまりの寒さにどうかしたか。今日は中華まんが大量に廃棄になる。私の帰り際に店長「お、日高くん、まんじゅう持ってくか、まんじゅう」「はい、いただきます」と、もらったのはカレーまん×2、あんまん×1、すき焼きまん×2の合計5個。今日の昼飯となる。その他にも廃棄のものをいくつか頂戴する。
- その横からいつものようにパートさんにいびられる。「わー、いっぱい食べ物持って嬉しそうだねー」「いやまぁ……」「かわいーなーもう」「……」「レジの番号何番」「59です」(店員ひとりひとりにレジ責任者番号がある。私は59番。レジに59を入力すると、左上に「アキラ」と表示される。)「名前、あきらっていうんだー、初めて知ったよー」「そうですか」「うーん、かわいい名前だなー」「いや別に普通じゃないですか」「かわいーなー」「あははは、じゃあお先失礼しまーす」いつもこちらのパートさんとはこんな感じである。
- 帰ってきて、洗濯をして、学校へ行きページを更新する。なぜかやたらと通りがいいので巨大ファイルをダウンロード。1時間ほど接続した後、金を下ろして生協に支払う。浜松の部屋代である。帰ってきて廃棄中華まんや廃棄ロールパンを食す。再び学校へ。部屋では寒くてリポートを書くどころではない。図書館でNetにつないだままリポートを書く。なかなか書けない。これまでこれほど集中できない課題も珍しい。今回は3200〜4000字の課題なのだが、これくらいだといつもなら1〜2日で終えてしまうところだ。今回は書くネタが出てこないというよりはむしろ集中力の極度な低下。結局、まだ書けていない。おまけに3:00ごろからはICQで猥猥たるチャットを開始。猥猥(わいわい)という形容動詞をただいま登録。
- マスコミュニケーション概論の試験では「マスメディアは娯楽でなく、報道や教養の役割もしっかり果たすべき」といった心にもないことを書き連ねて終了。自分の意見を主張することも重要だが、授業によっては学生が教官に合わせることもメディアリテラシーのひとつである(?)。学生は教官を選べるし、せいぜい数十人しか教官には出会わないのだが、教官は学生を選べないし、何百人もの学生に接することとなる。ならば学生が教官に合わせるということはしごく当然のように私は考えるが。試験のときくらいしか合わせないけどね。
- 図書館へ寄って、帰って廃棄焼きうどんと廃棄チーズバーガーと廃棄サンドウィッチを食し、また図書館へ。温度を求めて必死の旅である。1時間少々頭をひねるが、どうしてもリポートのでっちあげがうまくいかない。眠くなるばかり。結局閉館時間となる。寒い部屋へ帰って、ひとまず業務日誌を書く。こちらはやたらとはかどる。そしてこれからまたひねりだし作業に入る。見るも無惨なものができあがってくることだろう。それにしても早くもいまから眠い。まだ11:30なのに。……やっぱー、寒いしー、明日の朝早く起きて図書館行こー。というわけで寝る。
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