98/08/02 Sun 晴 暑 「自転車でＧＯ！」

• 最近あまりけった(名古屋弁で自転車)に乗っていないので、何となく少し遠くへ行きたくなる。そこで今日は海沿いに西へ行こう。
• 地図とウォークマンと昼代５００円を持って９：３０出発。まず真っ直ぐ南へ行き海へ出る。それからひたすら西へ。音楽を聴きながら上機嫌。

• 国道１５０号線を行く。安倍川を渡り大崩海岸方面へ。道が狭く自転車は通りにくいが、景色はいい。しかし坂が少し続き、また風がかなり強かったので、早くも疲れ始める。せっかくディジタルカメラがあるのだから、今日は写真を撮ろう。

• 出発から１時間して焼津市内へ入る。南へ進んでいく。と、そこへ見慣れたフォントの看板が現れる。「話題のスーパーもちづき焼津店」である。学校の近くにあるのとは比べ物にならない大きさだ。実際は１階がスーパーで、階上はディスカウントストアになっている。しかし１階部分だけでもかなりの大きさである。中は、大谷店をそのまま大きくしたような感じである。ここで森永マミーの200mlを買う。レジがまた最新鋭で、お釣り分の硬貨が勝手にジャラジャラと出てくるものだった。レジ前での渋滞緩和に役立つのだろうか。

• しばらく真っ直ぐ南へ。このまま行くと海から離れてしまい今回の趣旨に反するので、東へ曲がり、海に近い道へ向かう。
• 県道３５５号線は単調でただひたすら南へ向かうだけだった。坂ではないが、精神的には疲れる道のりだ。
• 県道をただただ４０分ほど進むと、急に港に出た。大井川の河口付近である。工場と倉庫が並んでいる。焼津と違い漁港ではない。近くのコンビニで昼飯を買う。このころには相当疲れてくる。

• 大井川河畔で飯を喰い、３０分ほど休憩。土手の草っぱらで寝っころがる。最初のうちはアリが上ってきてうっとうしかったが、そのうちに上がってこなくなるのが不思議だった。

• １２：３０ごろになり、フラフラと立ち上がり再び自転車を走らせる。風が強くてきつい。こいでもちっとも進まない。今日はこれ以上行けないだろうと判断、大井川を渡ったところで北に進路を変え国道１５０号線へ向かう。
• 国道に出て今度は東へ向けて大井川を渡る。せっかく大井川町に来たのだから、ジャパンレコード配送(JARED)を見ていこうと思い、地図で場所を確認してそちらへ向かう。

• 見た目には大したことのないでかいだけの倉庫だったが、ここからプレステのソフトも運んでいるのかと思うと特別の感慨……もあるわけがないが。写真では分かりにくいが、わりと大きな感じの倉庫だった。

• 再び国道へ戻る。ここらで北へ向かえば近道できるのでは、と魔が差し、フラフラとわき道へ入る。これがまずかった。こういうときにこそ地図を見るべきなのだろうが、自分の場合地図は計画を立てるための物ではなく、どこを走ってきたか確かめる物なのだ。
• よく分からない道を北へ進む。暑さと疲れで頭がガンガン痛い。まともな思考ができなくなってくる。足がもたなくなり、２５分に一度くらいで休憩するようになる。
• 太い道に出くわす。そこには「１５０」の標識が。やっと国道に出たと思いきや、そこはバイパスのほうの１５０号線だった。このまま真っ直ぐ行くと自転車は通れない新日本坂トンネルである。意地でトンネル行ったろうかとも思うが、さすがにそれはやめておく。
• しょうがないので地図を見て、しばらくこのまま進み、トンネルの手前で朝来た道へ戻ることにする。途中コンビニで1000ml９８円の麦茶を買う。今日３回目の給水。
• 何とか元の道へ戻る。帰りの大崩海岸は下り部分が長いので爽快である。というより危険なのだが、もうフラフラなのでスピードを出せるところは出してしまう。車がすれすれの所を通っていく。
• 帰りに安倍川の手前で転倒。大崩海岸でグリップを相当強く握っていたのですり切れてしまい、なおかつ汗でベタベタだったのでハンドルから手が滑ってしまったのだ。海岸のところでこけていたら大変なことになっていただろう。
• ３：４０、何とか帰ってくる。すぐにシャワーを浴びる。そのとき猛烈な日焼けをしていることに気付く。
• それから昼寝をしてしまい、７：００ごろまで寝ている。夕飯は鶏肉とキャベツを炒めてぶっかけ飯。地図で今日の道のりを確認してみたら、計73kmも走っていた。いったい何のために。とにかく疲れた一日だった。

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