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2001/10/26 Fri 晴 やや寒 「Mac OS X」


FSココイチ新宿高田馬場店でポークカレー(350円 tax inclusive)を食して店を出ると、遠くのほうでホウキ片手に道を掃除する店員の姿が。ココイチの店内に置いてある季刊の小冊子に「3軒となりまで掃除します」というようなことを描いたマンガが載っていてホンマかいなと思っていたのですが、本当にしているようです。ジャパンのトラディショナルな「向こう三軒両隣」スピリットにあふれた(ちょっと違う)素晴らしいお店です。

事務所にひとつ休眠中のMacintoshがあるので、期待稀代の変態OS「Mac OS X」を入れてみることに。CDを入れて待ち、数回「次へ」を押して、最後に一度の再起動だけでインストール完了という簡便さです。何重にも張り巡らされたダイアログウィンドウをくぐり抜け、何度も再起動という谷を越えてやっとのことでボワーンという音にたどり着くWindowsとは違います。

しかし、起動にたどりついてからが大変でした。ただちょっと使ってみたいだけなのに住所やら電話番号やら聞かれまくって、空欄のままだと先へ進めないという。WindowsXPのActivationより悪質かもしれません。仕方なくここでAppleに忠誠を示して先へ進みます。それにしてもOS Xは画面表示の文字にまでアンチエイリアス(文字のフチに灰色部分をつけて、擬似的になめらかに見せる)がかかっていて、なんだか全ページ画像で構成されたWebを見ているようです。

アイコンがボヨーンと飛び出してきたりする視覚効果は以前店頭で見たことがあるのでいまさらどうということもないのですが、よく見ると再起動やシステム終了がFinderの「特別」からアップルメニューに移っていて、ログアウトのメニューが追加されていて、システムフォルダの中を見ると名前が「oooooooo.xxxx」という形式のいかにもなファイルが満載で、見た目はともかく構造は非常にUNIXくさいものになっていました。

あとネットワークの設定を見るとWindowsXPと同様にPPPoEをサポートしていて、このあたりは今後のOSでは標準になるだろうなと思うもPPPoEなんてフレッツADSLとめたりっくくらいでしか使ってないようで、私のうちに来ているADSLはPPPoAでこの規格はパソコン側にATMを実装させなくてもモデム側でATMネットワークを終端させることができるとか解説されても何だかよく分からんので誰かPPPoEとPPPoAの仕組みとそれぞれのメリットデメリット教えてください。


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