2000/09/07 Thur 晴 やや暑 「乗船中」
本日は日本海上から水平線を眺めつつお送りいたします。っていうかさすがに海上でPHSは使えないので、これが更新された時は既に陸に到着しているのですが。 昨夜は長野の連れの実家で深夜1:00に就寝、早朝は4:00に起床して5:00には出発します。なんかこのところ毎日睡眠が3時間以下なのですが、そろそろ身体に影響が出そうなのでこれを最後にしたいものです。さて、今日は3人ほどで連れだって出かける予定だったのですが、あと1人がまだ到着していません。私は雑務を残しているので浜松へ帰らなければいけない日が決まっており、ここで予定を遅らせるのはちょっと苦しいため、独りで勝手に出発することにしました。まぁ当初から、3人一緒に行動するのは最初だけで、すぐに私は別行動をとる予定だったので大した問題ではありません。 国道18号を北上し、長野から新潟県の上越へ。上越からは国道8号を北東方向へ走り、柏崎ICからは北陸道に乗って一気に新潟を目指します。途中柏崎で朝食をとろうと思ってファーストフードやファミレスを探したのですが、どの店もことごとく営業開始が10:00でまだ閉まっています。やる気あるんですかと言いたくなりますが、これが日本海側の文化なのでしょうか。結局コンビニで購入して駐車場に座り込んで食したり。 眠気が断続的に襲ってくるので、途中サービスエリアに立ち寄りつつ新潟へ。ふつう新潟というと雪とか米とかそういうイメージがあるとおもいますが、私の頭の中で真っ先に思い浮かぶのは自民党とか公共事業とか高速道路とか新幹線とかそういう言葉であります。「新潟西」「新潟中央」「新潟亀田」「新潟空港」と、新潟と名の付くインターが北陸道に4つも出てくることでますますその印象は増幅されました。新潟へ到着すると、まっすぐ小樽行きフェリー乗り場へ。え、何ですか北海道なんて行くのですか。田舎ぎらいのあんたがそんなとこ行ってどうするんだとか言われそうですか、目的は果たせたときまたご案内致しましょう。 それにしてもでかいフェリーだねこりゃ。この新潟−小樽ルートのフェリーは、総トン数20000トンを越えるもので、日本最大のカーフェリーだそうです。詳しくはこちらへ。旅客運賃5250円プラス750cc以下の自動二輪が4720円で、運賃分は学割で20%オフになり合計8920円。もう9月なので予約なしでも余裕っぽいです。10:30に新潟を出航。 早速船内を探検です。船室は5層で、1Fと2Fは貨物・車輌を格納、3Fより上が客室になっています。3Fが2等客室、4Fが1等客室、5Fが特等客室という大変分かりやすいハイアラーキー構造。船内のサービスは、レストラン・カフェラウンジ・ゲームコーナー・卓球台・大欲情もといATOKのミスです大浴場・ビデオシアター等、さすが超大型フェリー、なかなか充実しています。 写真でも撮るかと外のデッキへ出てみると重油の燃える匂いがかすかにしていい感じー。そんなことを思いながら、水平線を遠い目で見つめる勘違い自画像写真をネタ的に撮ろうとしたところ、ちょうどそこに乗務員のお姉さんが通りかかって「お客様、お撮り致しましょうか」と声をかけられいみじく恥ずかしい思いをします。見て見ぬフリして下さいよ。 ウロウロウロウロしていて見つけたビデオシアター(ビデオプロジェクターで映画を上映。画質は劣悪)へ行くと、今世紀最後の耽美映画(と勝手に指定)「御法度」がやっていたので、タダだし迷わず見ることに。っていうか松田ジュニアに萌えてみようかと思ってみただけで。パッケージとかを見る限りではカッコイイキャラかと思ってあまり期待していなかったのですが、実際見てみるとラスト以外はカワイイキャラで思ったより萌え。始まってだいぶ経ってから見始めたので話はあんまり分ないのですが、まぁあまり気にもならず。プロジェクターにかなりヤキが回っていて画面がクソ汚かったので、またビデオ借りてちゃんと見るかな。 映画を見終わると、さっきは閉まっていた大浴場が開場していたのでひとっ風呂浴びることに。フェリーに乗って風呂に入れるとは思ってもみませんでしたよ。しかもタダで。けっこう至れり尽くせりですね。1泊分の宿泊も兼ねていると考えると、フェリーってけっこう安いような。まぁ、ずっと部屋でゴロゴロ寝ているだけの人もいたので、それだけだと高いかもしれませんが。飛行機と同じで、無料サービスを積極的に活用するのが吉。
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