2000/06/30 Fri 晴 暑 「タチ悪」
突貫工事ではありますが何とかレポートも完成。4時間弱の睡眠をとって、何とかして起床して、学校へ行ってプリントアウトして提出。今日はベネッセの「高2チャレンジ」が取材に来ました。しかも私の独占ロングインタビュー。っても高校生向けの受験情報誌ですから、聞かれたのはこの学科を志望した動機とかどんな授業をとっているかとか、まぁ通りいっぺんのことが中心です。「匿名掲示板に見られる反社会的な書き込みについてどう思うか」というようなことは聞かれなかったので残念。あと、私は撮影に耐えうるアピアランスじゃないんだから、そんなにがんばってもいい写真取れませんぜ。 午後からのゼミではプレゼンラッシュであります。「おたくと現代社会」なテーマでは、結局日本人は全ておたく化していくという結論に達し、ちなみに私の中では「やっぱり都会じゃないとダメだ」という結論に達し、いや、何が何だか分かんないですが。続いて「サブカルチャーにおけるマンガの位置づけ」なテーマでは、テーマの内容よりも「なごみ・まったり」を生成するにはどうすればいいかということを考えてしまったり。最後に記録可能DVDの規格についての話題。「技術のない技術屋」な私は、こんな話も大好きなのです。 で、今日のゼミの後半にはゲストが2名。マンガ及びアニメーション関係のフリーライター藤津亮太氏と、テレビマンの井戸剛氏。「ゲームの大學」なうちの先生と3すくみで、ゲーム・アニメ・テレビというブラウン管のパイを喰いあうライバル同士の大論戦……にはなりませんでしたが。「ギャラの払い方」「版権」「クリエイター間の力関係」「分業体制」等ひとつひとつの話題について、3つの業界の違いが分かって面白いですよ。これまでのゲストと違って全く知らない方々だったので不安でしたが杞憂に終わりました。 著作権というか、版権でもうけるというのは、結局のところ言いがかりをつけて金を巻き上げるということにほかならないのではと思い始めてしまったり。「コンピュータネットワークの発達に合わせて、著作権の仕組みを作り直す必要がある」なんて言いますが、著作権なんて考え方自体、過渡期のもので、結局は日本古来の(?)コピーレフト思想が21世紀末くらいには常識となるのでは。というのは、著作権を考えるのが面倒になった人間の逃げでしょうか。
いやあ、酒が入らなくてもWebに出せないオフレコ話だらけでおもしろかったのに、こうなってはもう歯止めがかかりません。っていうか私もいつものようにしゃべり過ぎ。でも、しゃべり過ぎになるくらい酒飲んだのも久々ですな。しゃべり過ぎを聞いてくれる人がたくさんいるから、それくらい飲むとも言えるのですが。最終的には直進歩行が怪しくなり、夜10:00過ぎに井戸氏のクルマでうちの近くまで送っていただくという醜態でありました。まぁ、周りの方がいつもどう思われているかは分かりませんが、楽しいから個人的には大満足。 予定表では
でした。
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