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店から出てくると、既に日も暮れてあたりは真っ暗です。柳橋とか、名古屋駅東部のゴミゴミしたちょっと危険そうな界隈で本物の東風荘発見。そうかここにサーバが。ウソです。と、西の空を見上げると名古屋駅ツインタワーが私の知らぬ間にそびえ立っているではありませんか。遠くから見ると高い建物に見えましたが近くでみるとなぜかあんまり高く感じない。 |
- というわけでこれは内部を見ておかねばいかんだろうと、最後にジェイアール名古屋タカシマヤを査察することに。目玉はやはり3F〜9Fを占める東急ハンズ名古屋店でしょう。こりゃ栄の東急ハンズANNEXの売上が確実に落ちそうですな。最初3Fの売り場に入っていったときはあまり奥のほうが見えなかったので、なんだ、小さいスペースが6階分寄せ集めになっているだけかと思ったのですが、よくよく見てみるとANNEX店よりフロア大きいような気もしてきました。小学生のときから使っているリュックがいよいよ9年目にしてダメになってきたっぽいのでカバンのコーナーを重点的に見ましたが、けっこう欲しいリュックがいっぱいあってなかなかこの売り場が気に入ります。でも値段は全体的に高いので、ユニクロでカバンも本格的に取り扱ってくれないかななどという結論に達してしまって終了。
- しかしリュックのためにわざわざ名古屋まで出てくることこそ悲しけれ、などという思いが脳裏をよぎるといつもの「浜松に帰りたくない病」が発病し始め頭がボーッとしてきます。しかしそれにもめげずに11Fの三省堂書店へ。うーん広い。在庫検索のディスプレイ端末もあるほど。浜松にもこのくらいの本屋がほしいなと思いましたがこんなに広い小売店舗などどこにもないことに気付きますます意識がもうろうとしてきます。ひとつの階にエスカレータが5ヶ所も6ヶ所もあるし、エレベータも確か10基くらいあったし、とにかくでかいです。栄の百貨店のように複数の建物があるわけではないので、床面積で比較したら分かりませんが、感覚的なデカさ感はこっちのほうが上ですよ。
- こりゃ駅だけで丸一日つぶせるなと思いながら、このままここにいると閉店までウロウロすることになってしまいそうなのでおとなしく下りてきます。名駅桜通口も明るくなりましたね。私は名古屋駅というと未だに、去年死んだ祖父に連れられてナゴヤ球場へ行った小学1年生当時を思い出します。何だか暗くて、でも人通りだけはムチャクチャ多くて、でも無性にゾクゾクと心にわき上がるものがあったのを覚えています。それが今ではこんなに明るくなったんだと思いながらボーッとした頭で改札をくぐってホームに上がるとそこにあった列車は中央線の瑞浪行き。実家にいたときの帰りの進路をとってしまったようです。反対方向の東海道線ホームへ行って待つと特別快速がやってきました。
- 313系車両で、名古屋・金山を出ると次は刈谷までノンストップという非常に潔い特快です。ガンガン飛ばして、45分ほどで豊橋まで行ってしまいましたよ。速すぎ。しかしこの特快を下りて、浜松行きが来るまで寒いホームで待つこと15分。そして豊橋から浜松が35分。結局、豊橋で一旦下りてから浜松に到着するまでに50分かかってしまうのでした。距離にして約2:1の区間を、時間にして1:1で進むという、やっぱ浜松から名古屋って、近いようで遠いわ。
- 遠州鉄道を使えば100円でうちの最寄りの駅まで乗ってこられるのですが、本数が少なくて待っている時間ももったいないので、浜松駅からうちまではだいたい歩いて帰ってきてしまいます。早速カード型PHSを試してみます。ドライバはいとも簡単にインストール完了。プロトコル変換装置(PTE)経由でいつものプロバイダのISDN回線用番号に接続。うわ、表示は「115,200 bps で接続」と出てきますよ。さすがにそれはカードと本体の間の速度ですが、確かにいつものダイアルアップとはケタ違いの速さが感じられます。さすが、加入電話の3倍の1分10円という通話料。でも、データの速さを考えればそんなに高くないかもしれません。
- というぐあいで、これでどこにいたってNet接続可能な環境に至ったわけですが、いかんせんノート自体がもう不安定きわまりない状態で、ただフォルダを開くだけでブルーバックの画面になってしまったりNetに接続した瞬間画面がグシャッと斜めに崩れてフリーズとか、いやいつものことなのですが、相変わらず気楽にNet接続とはいかないのでした。
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