- 今日は予定通り琵琶湖へ行きます。朝5:00に起床して、5:40に浜松を出発です。浜名バイパスは6:00まで無料なのですが、バイパスにさしかかったところでもう6:00を回ってしまいました。ダメモトでぶっ飛ばして料金所を目指したら、6:03でしたが無料で通過できました。
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浜名バイパスを抜けて、国道42号線を西へ。そのまま伊良湖岬まで快走します。岬に到着し、この付近の遠州灘側である恋路ヶ浜から景色を少し眺めたのですが、海風が猛烈で恋路どころではなくとっととフェリー発着所へ向かいます。ここから伊勢湾を渡って対岸の鳥羽へ行きます。750cc未満のバイクは2300円でした(運転者1名を含む)。フェリーに入ると、バイクはしっかりと固定されます。8:00に伊良湖岬を出航し、55分かけて鳥羽へ渡ります。 |
フェリーで、ホンダVツインエンジンの名車「ゼルビス」に乗る一人のライダーと出会いました。聞くと、深夜12:00に茨城県の土浦を出てずっとぶっ飛ばしてここまでやってきたということ。この先さらに西へ向かい、最終的には福岡まで行くというから壮大な計画です。しかしさらによく聞いてみると計画は特になくて今日どこまで行くかも決めていないというので壮大な無計画です。素晴らしい。私もぜひ見習ってもっと無茶をしてみたいものです。フェリーの中ではバイク談義で盛り上がり、約1時間の船旅も全く退屈しませんでした。いきなりいい出会いがあって幸先良いスタートです。伊勢に入るところまで一緒に走り、メールアドレスを交換して別れます。
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私は伊勢神宮内宮に向かい、伊勢の名物「赤福」(230円)を食します。名物にうまいもの無しなどとよく言われますが、赤福は名物でありながらうまいです。しかし、神宮周辺はスギの大木だらけなのでクシャミが出まくって落ち着いて食せません。その後は、三重県の県庁所在地である津方面へ向かい、西に進路を変えて国道165号線に入ります。 |
- 国道165号で、荒っぽい運転ですごいスピードを出して走っていくクルマがあったのですが、あるところで急におとなしくなって法定速度を守った運転になりました。チャンスと思い一気に急加速して追い越してやろうかとも思ったのですが、どうも周りの雰囲気がおかしいので、しばらくゆっくり走って様子を見ることにします。すると、いました、いましたよポリスメンが。あそこで急加速して追い越しをしていたらあぶないところでした。ポリスメンをやり過ごした後はまたすごい運転です。さらに、地元車両が数台かなりのスピードで続きます。地元では有名な取締り箇所のようです。
そのまま道を西へ進んでいくと、「久居榊原風力発電施設」という看板が出ていたので、風力発電とは珍しいと思い、いったん道をはずれてそれを見に行きます。ここは青山高原というところで、バブル期にはいわゆるリゾート開発も盛んだったようですが、今はやや下火のようです。その高原の尾根づたいに通る快走路を走っていくと、向こうのほうに風車が4つ見えてきました。最初は何気なく眺めながら走っていったのですが、近づくにつれてその風車が巨大なことが分かってきました。本当にでかいので、遠近法を無視したかのような感覚に襲われます。風車の下までやってくると、風を切る音がビンビン聞こえてきて震え上がりそうになります。案内書きの看板を見ると、風車の直径は何と50mもありますよ。写真ではそんなに大きくは見えないですが、実際に風車の真下から見ると、確かにそれくらい大きいという感じがします。案内板にはお約束の「現在の発電量」がディジタル表示されていて、1基の風車で最大750kwを発電します。
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