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2000/01/27 Thur 快晴 極寒 「走ったり話したり」


  • 8:00前には起きて飯喰って学校へ。ひさびさにエリート学生らしく朝一番から遅刻せずに授業に出席します。それって普通じゃないんですかと言われればいやはやまさしくそうなのですが、まぁそれくらい現代の大学は燦々(さんさん)たる状況ということにしておいて下さいな。

  • いやしかし今日は何とも全くとにかく非常に天気が良いですな。風はとても冷たいですがこの快晴における太陽のほほえみの魅力は何ものにも代えられません。というわけで何を言いたいかというとお察しの通りバイクで走りに行くというわけです。まぁ今日は昼から用事もあるので近場で済ませることにします。というわけでいつものお気に入りの都田川ダムを目指します。よく考えてみれば5日前に来たばかりですが。全く同じではつまらないので、前回とは異なったコースを選び、今日は林道を走っていきます。林道といってもダートではなく、ちゃんと舗装されていて陥没等もほとんどない道なので、CBR250RRでも安心して走ることができます。

  • で、ダムに到着。……本当に誰もいません。これまで何度か来たときは地元の人や釣り(一応ダム湖畔は立入禁止になっているのですが)に来た人がひとりふたりはいたものですが、今日は完全に人の姿が見られません。バイクのエンジンを切ると、その瞬間に世界から音という音が消滅しました。正確には、風が照明灯のポールを揺らす音だけが聞こえていたのですが、そういった音はかえって静寂感を高めるものです。風景など眺めても、もう山は見飽きたのでどうでもいいのですが、とにかく自分一人でこの広大な空間を占有していると思うと、心が落ち着くどころか、何だかエキサイトしてきて心拍数が上がります。元気が沸いてくるような気がします。さらに奥のほうまで走りに行きたくなるところですが、まぁ今日は軽く走るだけのつもりだったのでそのまま帰ります。カーブの深さ等を少しずつ身体が覚えてきて、本当に少しずつですがコーナリングがマシになってきたような気がします。

  • 帰ってスパゲッティをゆでて喰って、昼からはサークルの部屋の簡単な片づけです。この部屋を数年前に使っていたサークルの資料等がまだ室内に残っているので、新年度を迎える前にそれを片づけたいと思うのです。しかし、片づけ始めてから分かったのが、学校では紙ゴミは可燃物ではなく古紙回収でしか処理してくれないということで、せっかくリヤカーに大量のゴミを積み込んだのに今日は処分できないことに。結局、再び室内に貯蔵することとなってしまいました。

  • サークルは解散して、私は研究室のプリンタを使おうと思って部屋へ忍び込むと、中では某研究室の方々が「おたくvsサブカル」について議論していて盛り上がっていました。皆さんによると、どうも私はどちらかというとサブカルのようです。サブカル系であるという自己認識がなくはなかったものの、それほど強いものではありませんでした。が、間違いなく自分はおたくではないなとは思っていました。今でもちょっとあこがれることはあるのですけどね、おたくに。高校生くらいまではその気があったのですが、結局なりきれなくて、その後はおたくから次第に離れつつ、今に至りますねぇ。

  • 今日はどうも浜松商工会議所の一部署の方々が来ることになっていたようで、それで皆さんお集まりということでした。来月行う催事の打ち合わせだったのですが、なぜか私も参加させていただくということに。地元企業の経営者と学生のざっくばらんな意見交換の場というのがコンセプトのようで、いや私もよく分かっているわけではないのですが、せっかくの機会だし面白そうなのでオッケーオッケーです。

  • この年になってお年玉をたんまりもらったという連れが、焼き肉食べ放題の「すたみな太郎浜松幸店」でおごってくれるというのでありがたくゴチになります。まぁしかし食べ放題というのは言うまでもなくそんなに食べられるものではなく、いくらがんばってもおのずと限界があります。しかしこれは実際にお得かどうかではなく、お得感を楽しむものなのでこれで良いのです。この「○○感」というのは現代文化において重要な概念で、本当に○○となっているかどうかは問題ではなく○○感があるかどうかが評価対象になるというのはごく普通のことになっていると思います。だからどうしたと言われればそれまでですが。

  • これから夜景でも眺めに山のほうへ走っていこうかとも思いましたが、今夜は極端に寒いのでさすがにやめておきます。まぁ帰って日誌書いて寝ますか。

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