- 9〜10日は成人式のため帰省です。昨日の夜にみそカツが食したくなったので、昼に矢場とんに寄ってから実家へ帰ろうと思い、バイクで高速を浜松から名古屋まで走った後に大須へ向かったのですが、インターから降りた後めずらしく道を間違えてしまったり大渋滞に巻き込まれてしまったりして、大須に着いたのがちょうど12:00くらいになってしまいました。これでは矢場とんは長蛇の列だろうと思いながらも一応店の前まで行ってみると予想通りの大混雑で、何分待てば食べられるのか見当もつきません。昔は矢場とんも安くておいしい店だったそうですが、今は秋葉原のじゃんがららぁめんのようにスポット化してしまったので、やたら混むしそんなに安くなくなってしまいました。
- というわけでみそカツはあきらめて、そこから近くの寿がきやで大盛りラーメン(400円)を食します。この寿がきやでラーメンを食すだけでも懐かしい気分になり、通い慣れたる名古屋大須を徘徊したいと思うのですが、何やら午後から雨という予報なのでおとなしく実家へ帰ることにします。今日も大須のアーケード街は大にぎわいで、その往来を一目見るだけでも元気な気分になります。
- 10日は実家の愛知県尾張旭市で成人式です。成人式といっても、正式名は「新成人の集い」で、何か式典をするというよりはただ新成人がゾロゾロ集まって歓談するだけという内容です。私はあまり行く気がしないのですが、親は強く行けというのでノロノロと行くことにします。会場である市民会館のホールに行ってみると、イスが並べられているようなこともなく、ただホールの中に大勢人が集まって立食パーティのようになっているだけでした。まぁ、テーブルの上にあるのは軽食ではなく菓子が少々でしたが。
- 年に1度くらいは会っている地元の連れのグループをみつけ、懐かしいなとか久しぶりとかそんな言葉を交わすまでもなく「おう、昨日クルマのヘッドライトのバルブが切れてさ」などといきなり話題の具体的内容から話し始めます。ずっと昔から私たちの連れのグループはそれが普通だったので、未だにあいさつさえできない非常識な輩が私を含め数人存在します。
- 他の連中はどう思っているかは分かりませんが、私は1年ぶりくらいにこいつらと会っても全然久しぶりという感じはしませんし、しばらく会っていないからといって会いたいとも思いません(誤解を招きそうな表現ですが、別に嫌いになったわけではなく、会わなくても全然気にならないし、久しぶりに会っても昨日会ったのと同じような感覚ということです)。
- とても仲のよい連中でさえそんなふうに見ている私ですから、その他の人とはこちらから積極的に話をする気さえありません。ホールの手前から奥のほうへ人の間を縫って進んでいく間にも、遠くから「あ、あれ日高じゃないの」などという声が2〜3回聞こえましたが、まぁ無視、無視、無視ですね。正直言って名前も顔も覚えていない人も多いですし。もし中学校時代とかの同級生でこのページ見ている人がいて、こんなひどい言われ方して私のこと嫌いになってしまったならそれで結構です。少なくとも私はみなさんのことが嫌いなわけではありませんので。
- などとまた狭い人間関係を余計に狭くするような問題発言ですが、このページを見ているような人なら「ギャハハハハー、日高らしい」と言うに決まってますのでこんなこと平気で書けるわけですが。しかしせっかくはるばる浜松からぶっ飛んできて何もしないのもシャクなので、ひとまずテーブルにあるお菓子を拝借して手元の紙袋の中に突っ込んでいきます。あと、パッケージの箱を見るとミスタードーナツで購入したと思われるドーナツ類があったのですが、みなさん旧友との歓談に夢中であまり手を着けないので、ドーナツ10コ入りパッケージを箱ごと2つほど拝借して、まだあちこちで再会の感動がほとばしっている会場から早々に退場します。「ギャハハハハー、日高らしい」
- さて、会場から出てきた私と連れグループですが、はっきり言って私は何もすることがないので早く浜松へ帰りたいのです。冗談半分本気半分で「これから浜松行こうか」と私が提案したところ、時速180キロメートルで全会一致可決され、一同浜松へ遊びに行くことに。私は先に一度実家に戻り、浜松へ帰る準備をします。そうしている間に外からエンジン音が聞こえるので、窓から外を見てみると早くもそこには3台のクルマ(時代錯誤も甚だしく全てMT車)が並んでいました。クルマ3台とバイク1台が東名高速をぶっ飛ぶのかと恐ろしくなりましたが、そのうち1台は家へ帰る途中でした。というわけで、クルマ2台とバイク1台で計9人が浜松へ行くことに。集団暴走行為15点をとられないように注意しながら東名を東へ走ります。
- 名古屋ICから浜松西ICまでは1時間もかかりません。あっという間の感覚です。しかしインターを降りてから浜松市街への道は常に渋滞しているので、私のアパートまではちょっと時間がかかります。近くにあるすかいらーくの駐車場をちょっと借用して、そこから歩いて私の部屋に到着です。特に何もすることはないので、部屋の中で2時間ほどクルマ談義やバイク談義やパソコン談義やマイナー音楽談義や無線談義や携帯電話事業者談義やわいせつ談義に花を咲かせ、ヘッドライトが切れているクルマもあるので連れたちはそろそろ帰ります。帰りはインター方面へ出る道まで送って、私はヤマハライフサービス本社店まで戻って夕飯の惣菜を購入します。
- なんかここまで書いて読み返してみると、私ってとっても素敵なお友達たちに囲まれているように見えてしまいますね。いや、実はそうではないなんて反語は一言も言っていませんよ、ええ。
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