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1999/12/15 Wed 快晴 寒 「休みでも授業」


  • 冬休みには入っているのですが、まだ集中講義があります。4日間朝から夕方までの授業で、半期分の授業一つに相当するものです。カルチャーセンターじゃないんだから、大学がこんなことしていいのかと思いますが、単位の足りない怠惰学生の救済手段なのでしょう。まぁしかし授業は興味深いものもあり、やはり中身はカルチャーセンターのようです。

  • というわけでちゃんと朝起きて学校へ行きます。今回の講義のテーマは社会心理学です。いわゆる心理学とは異なり社会学的なアプローチ手法がかなり取り入れられている分野で、最近ではマスメディア論などとも関連する部分さえ持つ学問であります。というわけで、心理学の苦手な私でもまあまあ興味深く話を拝聴することができます。去年も社会心理の授業を受講したことがあり、だいたいの雰囲気は分かっていたのでこの科目をとることにしたのです。

  • まあでもノンストップで授業を聞いているとさすがに疲れるのでところどころ死亡しながらの受講です。昼飯は久々にかまどや和地山店でじゃこのり弁当(370円 include tax)を購入して食します。今日は給料日なので通帳記入をすると、26000円ほど入っていました。チビチビと親への借金を返済しながら喰いつなぎます。そういえば、今日で普通二輪免許を取得してから1年なので、2人乗りが解禁です。

  • 講義の午後の部が終了するとすぐ帰ってきます。郵便受けにでかい封筒が入っていたので見てみると、ホンダから届いたインサイトのカタログでした。おととい請求したばかりなのに対応が早いですな。封筒が分厚いので、もう見積書でも入っているのかと思いましたがそうではなく、開けてみると34ページにも及ぶカタログが入っていました。古紙含有率40%の紙にしては高級感がある冊子です。

  • さっそく見てみると、「燃費のF1マシン」というコンセプトがますます伝わってきます。「インサイトは、今までのガソリン車と同じように走りが楽しいハイブリッドです。そのうえインサイトだけの楽しさがあります。それは、いかにドライバーが優れた燃費性能で走ることができるかという、ドライビングテクニックを競う楽しさです。」すごいです。これは燃費のスポーツ化です。まさに21世紀のクルマ、燃費をスポーツとして、ドライビングテクニックとして楽しむということを提案しているのです。話題になった、マニュアル車にシフトインジケーターがついたたいう背景には、「燃費のスポーツ化」があったのです。こりゃもう思想の革命ですな。自動車思想のパラダイムシフトですよ。

  • その他に注目した点は、これはパーソナルカーであるという点です。通勤や買い物といった生活に密着した部分からロングドライブまでをシームレスにカバーし、なおかつ全ての局面で「燃費スポーツ」を実現、それをあたかもオートバイのようにパーソナルに利用する、そういうクルマなんだと思いました。だから、「買い物など日常用」「遠くへお出かけ用」「走り用」という、用途で分かれている現在のクルマのカテゴリーで分類するのではなく、「パーソナル用」という基準軸の一番先端に位置するクルマと見るべきでしょう。だから用途は問わないのですが、それでもこのインサイトはいつでもスポーツしているというのがすごいところです。アメリカのカーライフスタイルを参考にして、「女性向けのパーソナルスポーツを」というコンセプトの下に生まれたMR2を思い起こさせます。まぁ、今年出たMR-Sにその先進的な思想が受け継がれているかどうかは分かりませんが。なぁ、トヨタ君。

  • ヤマハライフサービス本社店で野菜コロッケを購入し、早めの夕飯を喰い、夜はバイトです。TSUTAYA高林店もいよいよオープン2日前ですが、明日行われる予定だった清掃業者による床掃除が、直前になって今日ということが発覚、ワックスがけをするので今夜は店内での作業はできないということになってしまいます。店内準備は今日中に完成するはずだったのに、思わぬ予定変更に店内騒然です。結局私はいつものように外で入会受付をすることになります。まぁ私はいつもと同じだからいいのですが。

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