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1999/06/10 Thur 晴 暑 「山道をゆく」


  • 昨夜は寝たのが4:30だったので、朝起きられない。10:00に起床し、支度して静岡へバイクを走らせる。静岡県立中央図書館でいろいろと本をあさったりする。学校の図書館に比べて貧弱ではあるが、面白いものが出てくることもある。珍しい本ではないが、「99年度版全国693都市ランキング」(ダイヤモンド社)を借りる。

  • 私が現在住んでいる浜松市は、起債制限比率(≒国に交付税で肩代わりしてもらえない借金の比率)が13.9%で、順位は691都市の中でワースト69位である。15%を超えると県の指導が入るらしい。静岡県内で最も高いのは掛川市の14.0%、ワースト63位であった。ただ両市とも経常収支比率(≒人件費・公債費等の経常的な経費の比率)は80%以下と適正な水準なので、資金難にあえぐというほどの状態ではない模様。しかし、公共施設が少ない→市職員も少なくて済む→人件費は低い→経常収支の数値は低く出る、と見ることも可能か。要するに、サービスが悪い。

  • サークルでは秋の学祭をどのような形式にするかをもめる。夜間もオールナイト放送しようという方向もあったが、寒さが厳しいその他の理由で無しに。その後、いつものようにドライビングに出動。

  • 本日向かったところは清水市興津と庵原郡由比町の境の薩唾峠(さったとうげ 本当は「唾」の左側の口へんが土へんなのだが、JISにはその漢字がないので読みが一番近い漢字を当てた)へ。晴れれば駿河湾と富士山が一望できる場所であるが、富士山には雲がかかっていて下半分も見えなかった。峠に無人販売所を発見。このあたりではビワの栽培が盛んで、形の悪いものは無人販売しているようだ。注目すべきはその売り文句、「とってもおいしいです(見かけより)
    無人販売所 見かけより

  • 桜エビアイス 峠を越えて進むと、由比の街へ入っていく。由比の特産といえば桜エビであるが、道中でこんな物を発見。「桜エビアイス」って、本当に普通のアイスクリームの中に桜エビが入れてあるだけじゃないですか!御苦労さんです。また細かくした桜エビが全体的にも混じっていて、努力だけは評価してさしあげたいものですが。

  • まだ時間があるので、何となく静岡市北東部の山の中へ入っていく。平坦ではあったが、何やら道が狭くなってきたなと思っていたらこの看板。
    林道

    「この林道において、事故を生じても責任はもちません。」脅し文句がきいているがそのまま突入。何とこの先にも飲食店がひとつだけあったのにはさらにびっくり。ここから道は急激な上りになり、最も高いところでは標高850mにもなった。また、そんな上の方まで茶畑で埋め尽くされていた。下り道はそれ以上に険しい道で、なおかつ林道のため土砂崩れや倒木が処理されていないため、下山はなかなか大変だった。また、エンジンブレーキのききにくいAT車の限界を感じた。

  • 夜は清水市内で飯を喰い、先輩のところで小会合。私は深夜1:30くらいに撤収、浜松へ着いたのは3:00前であった。こんな無茶しているといつかは事故を起こしそうで、極めて不安に感じる。

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