業務日誌

2005/06/26 Sun 「現代の最新流行はMusical Batonですね」

今夜はピコリ系ライブイベント「Lo-bit Playground v2.0」へ……行こうとしたのですが休日特有の初動体制の遅れにより、吉祥寺に到着したのが21:00過ぎ。もう終わりかけなのにチケット代払うのもなあと思いましたが、電車に乗ってここまで来てしまったのだから入ることに。会場はいまは渋谷に移転したレコード店warszawaの旧店舗の上、Fourth Floorです。いやーこれ火事でもあったら50%以上の確率でアウトですなというほど、狭い店内に人がスシ詰めです。空調のパワー全然足りて無くてムンムンで、壁が湿気でしめっているくらいです。

ちょうど最後のグループが始まる前の入れ替えのタイミングの模様で、中にいる人々の様子はややダレ気味。しかしバンドが入場したらいきなり大盛り上がりで、誰が出てきたのかと思ったら、登場したのは先日も高橋名人のライブで目にしたYMCKでした。もうピコリ業界では大御所ですな。今回は演奏機材としてファミコンのいきなりミュージシャンも投入され、これを駆使した超絶アルペジオ(?)などが聴き所でした。

しかし店に来てから30分ほどでイベントが終わってしまってやはり喰い足りない感じなので、吉祥寺から今度は新宿に向かいタワーレコード新宿店へ。Wポイントキャンペーン中だったので、まだ持っていないYMOのライブDVDなど、新譜ではない「買い忘れ」系をまとめて購入したら3万円近くになってしまい、一発でポイントカードが満タンになります。そういえば先生からMusical Batonを突きつけられていたのを思い出したのでご恵贈にあずかり、本日購入したCDの一部を交えつつお応えすることに。

エイプリルズ「SPACE DREAM BATHROOM」 うめ吉「明治大正はやりうた」

エイプリルズ「SPACE DREAM BATHROOM」 基本的には好きなんですけど、ピコリ系というよりやっぱり渋谷系の要素が強いのか、秋葉系の私が聴くと「ああーやっぱり置いていかれてしまうな」というもの悲しい気分になることもあります

うめ吉「明治大正はやりうた」 いまブッちぎり回転中です。最初にWebでツーレロ節(シャンラン節)を試聴した瞬間もう激萌えです。これまで芸能人にほれこんだことはなかったのですがこれはやばい。アイドルのファンの気持ちが分かった気がします

imai「ZAMA」 「JR東日本 駅発車メロディー・特急車内メロディー音源集〜山手線全駅+α〜」

imai「ZAMA」 なんとなく雰囲気で買ってしまいました。私が賢そうだったり難しそうだったりな音楽を聴いているときは、何のことはない、タワーレコード新宿店の試聴機にそそのかされてつい買ってしまったというだけです。残念ながら系統立っていないし知識もありません

「JR東日本 駅発車メロディー・特急車内メロディー音源集〜山手線全駅+α〜」 テイチク音源しかないという前作の不満は解決されましたが、駅によってキーが違う曲も全部同一キーで収録されていて消沈。たぶんこの手の商品はどこまでいっても喰い足りなさが尽きません

  • Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
    ところで、この質問文の後半"that mean a lot to me"を「特別な思い入れのある」と訳すのは、それこそ思い入れすぎのような気がするのですがどうでしょう。「特別な思い入れ」なんていうと、みんながみんな「昔付き合ってた彼がいつもドライブ中にかけていた曲」のようなつまんない話に持っていきがちになってしまうのでは。辞書を参照して素直に訳せば、「自分にとって意味が大きい」とか、単に「大切な」くらいでいいんじゃないでしょうか
    1. YMO「RYDEEN」 中学生のころは1曲リピートで朝から晩まで聴いていたこともあり、いまでもときどき聴いていて、これだけ聴けば、っていうかこれだけ聴かなくても飽きそうなもんですが、飽きないもんですねぇ
    2. THE BEATLES「PLEASE PLEASE ME」 ビートルズは好きでいまでもよく聴きますが、ただ聴くだけで、ここが原点になって洋楽への興味が広がったとかそういうのはほとんどないです。「これはジョンの曲、これはジョージの曲」とか気にしたこともないので、全然音楽的な肥やしになりません
    3. ベートーベン「交響曲第5番ハ短調 第1楽章」 これは痛快。だって「ジャジャジャジャーン」ですよ。「ジャジャジャジャーン」って。まぁ真面目な話、型から入って計算ずくで音楽を作る様式美の時代を完全に終わらせて、「グッとくるのが一番!」とこういう曲で意思表明したのは偉業でしょうし、当時で言えばこれが魂の叫びというかロックだったのでしょうな。全パートがシーケンスフレーズみたいなバロック音楽とは違って、メロディ、コード、ベースで構成されるっていう点では近代的なポピュラー音楽と何ら変わらないわけですし。……といった実に適当なデタラメを言えるところがまた痛快。大バカだと思われるリスクも高いですが
    4. すぎやまこういち「ドラゴンクエストIV」 最近は全然聴いていませんがファミコン世代としてやっぱりドラクエは外せません。特に4作目は、章ごとにいかにもなフィールドのテーマ曲が用意されていて、職業ミュージシャンとしてのすぎやまこういちの技巧を存分に楽しめて面白いです(もちろんいま思いついた実に適当なデタラメであります)
    5. 槇原敬之「どんなときも。」 いまとなっては耳に入るだけでいまいましく感じる槇原敬之ですが、当時小学生だった自分がポピュラー音楽に興味を持つきっかけを思い返すとこの曲だったような気がするので"that mean a lot to me"かと
    というわけですみません、「特別な思い入れ」なんていわなくても、やっぱりつまんない話に持っていってしまいました
  • Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
    ロイター発共同によると「チェーンメールはネチケット違反です」とのことで、最近一部では紛争問題にも発展するようなので、危うきに近寄らないためバトンはここで止めておきます。っていうかもう誰も渡す人いませんが
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