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2001/10/14 Sun 晴 涼 「98エミュレータ」


今日は一日ヒマックス あーれこれしたくて迷っちゃう 「みんな、シノハラのこと、好きー?」俺は好きだけど。というわけで今日はひねもす楽しくグーグー寝ることにしました。ああ楽しい楽しい。その後本屋へ行って『ネットランナー』など立ち読み──そう、毎号立ち読みで一度も購入したことがないのですよ。すごく面白くて毎号読みたい読みたいと思うのに、手元に置く気が全くしないという。やっぱり取り扱う対象が対象なので、誌面に載っている情報は既に化石、一ヶ月分のネタをおさらいするという用途にしかならないのか──していると、98エミュレータを紹介しているページがありました。Windows98じゃないですよ、NECのPC-9800シリーズのことですよ。

そういえば98のDOSソフトをエミュで動かすことなんて考えていませんでした。それもそのはず、これまで使っていたノートではCPUパワーが圧倒的に不足していてエミュなんて8bit機のくらいしかまともに動きませんでしたから。新マシンで多少は速くなったので、帰ってさっそく試してみることにします。

適当にサーチをかけてみて、一番導入が楽そうなT98を使うことに。起動ディスクのイメージが必要なので、実機でDOSのシステムディスクを作成してそれをイメージファイルに変換。また、このエミュレータはWindows内蔵のものから画面表示用フォントを作成することもできるのですが、より実機に近づけるために実機のROMからフォントを吸い出します。

というわけで起動ディスクのイメージとフォントファイルを用意してエミュ起動。ピポッ すごい、ビープ音も再現されていますよ。ところがそこで再起動がかかってしまってDOSを読み込みません。どうもハードウェアがNECのものでないということを検出しているようなので、Dispell!を利用してこのチェックを解除します。もともとはEPSONのマシンでNECのDOSプログラムを実行するための解除ツールで、10年以上前にパソコン通信で発表されたフリーソフトなのですが、まさかこんなところで役に立つとは。

そして再チャレンジです。ピポッ 640KB + 1024KB OK NEC PC-9800 シリーズ パーソナル コンピュータ ギャハハハハ、感動した! 画面そのまんま。まぁフォントまで吸い出しているので当たり前ですが。で問題はソフトの対応ですが、80286CPUで動くものならほとんど大丈夫みたいです。が、EMSメモリを使わせるとけっこう止まります。っていうかEMSとかXMSとかHMAとかUMBとかVCPIとかDPMIとか、ほんの1〜2メガのメモリを使うために昔は血を吐くような苦労をして設定の地獄を乗り越えたものです。まぁ趣味で使う分にはそれも楽しかったのですが。


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