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2001/06/03 Sun 快晴 暑 「全ては私の責任だ」


昨夜は遅くまで起きて、っていうか寝たのは今朝なので昼まで寝ていたのですが、部屋の中が灼熱地獄になってきたので、さすがに昼過ぎには起きます。何でこんなに暑いんだ、暖房でもついているのではないか、というくらい暑いのですが、よく考えてみればうちには暖房器具なんてありませんでした。天気の良い休日、こんな日はグチャグチャにたまった洗濯物を片づけてグチャグチャに散らかった部屋を片づけて、ついでにグチャグチャになったノートの中身を片づけましょう。いろいろなソフトを出し入れしまくりながら半年もシステムの再インストールをしていないので、最近かなり挙動不審なのです。

私は内蔵のディスクをCドライブとDドライブに切って使っています。データ類はDドライブに入れるようにしておけば、再インストールの際にはCドライブだけをフォーマットすればよく、Dドライブのデータを退避する必要もなくて便利です。ただ、再インストールのときにリカバリCDを使って進めると、自動処理(といってもただのバッチファイル)で全領域の開放とフォーマットが行われてしまうので、途中で中断してフォーマット等の作業は自分で行う必要があります。

起動→「処理を中断しますか[Y/N]」→Y、まずはCドライブのフォーマットを行います。再起動→「処理を中断しますか[Y/N]」→Y、システム再インストールを開始。「ドライブにエラーがあるため続行できません」あらら、再起動→「処理を中断しますか[Y/N]」→Y、修復作業を行います。これでエラーは起こらない状態に復帰。再びインストール作業に取りかかります。再起動→「処理を中断しますか[Y/N]」→N……ってちょっと待った、「N」じゃないでしょー!

目の前でパラパラとハードディスク全領域の解放が行われ、フォーマット作業が淡々と進行していきます。領域解放なんてほんの一瞬で行われてしまいます。保存しておくべきデータを道連れにしてあっという間にディスク内は大草原の小さな家、何で最後に限ってNを押下してしまったのか……ああ、終わりだ、終わりだ。

しかしここであきらめるわけにはいきません。何とかして領域情報の復旧ができないか、あがけるだけあがいてやらなければパソコン少年の気持ちは収まりません。この時点でもうすでに洗濯や掃除なんてどうでもよくなっています。Netで復旧に使えそうなツールを早速探しに……って、Netが使えないのでそれさえできないという。連れのうちに行って何とかすることに。

Net上でいろいろ探し回りますが、DOS時代と違ってこの手の修復ツールが意外に存在しなくて大弱りです。昔みたいにファイル名を無理矢理8文字以内にまとたりする必要がない代わり、今はファイルシステムが複雑になっていて、こうやっていざトラブルになったとき修復に困ります。そんな中でも何とかDisk Salvage Toolsというのが使えるかもしれないと思い、試してみることに。

しかし、ノートのハードディスクをそのままデスクトップに取り付けることはできないので、変換用のアダプタを求めてビックピーカン池袋本店へ。その手の小さいパーツがある売場に行くと、電源スイッチやランプ類も売られていることを発見して、これだけ細かく揃っているならケースなくても自作できるじゃん、ということに気づきます。それだったらムチャクチャ安くできそうな気がするのですが。

ともかく戻ってきてハードディスクを取り付けてリトライ……しようにも、購入してきたアダプタが、ハードディスクの設定をするピンとぶつかってしまって装着できず。困った困った。仕方がないので基板のぶつかる部分をカッターナイフで無理矢理切り落として何とか装着完了、したのですが、結局ツールの使い方がよく分からず、ハードディスク全体をスキャンしたログを見ても意味が分からず、いろいろ操作を加えてみるもそもそも自分が何をしているのか分からず、結局深夜まで格闘してみたのですが復旧をあきらめます。やはり、本来素人には見えない部分(FAT)を素人が見てみたところで、どうにかなるものではないのでした。

急場しのぎに連れのノート(これがまた私の一つ後のモデルという)を借りて、おとなしく帰ってきて再インストール作業に明け暮れます。いや、「明け暮れ」ではないですね、暮れ明け、というか、当然のごとくそのまま朝を迎えてしまいました。ああ、部屋は片付かず、ノートは片付き過ぎ。


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