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2001/04/17 Tue 晴 暖 「海洋性及び内陸性」


昼から台場へ行きます。地下鉄で高田馬場-飯田橋-新木場、東京臨海高速鉄道臨海副都心線すなわち通称「りんかい線」で東京テレポート駅まで。りんかい線はたった4.9km乗っただけで230円という高さで困ります。そして目の前にそびえ建つのはフジテレビのポストモダンな社屋。入口で首にぶら下げるやつを借りて侵入。

いや別に不法侵入して企業スパイをするわけではありません。フジが毎年やっている「広告大賞」の収録で、拍手用観客を頼まれただけです。それにしても、テレビ局の階段とか廊下の壁ってどこ行っても汚いですな。これまで地方局に入ったことはあってもキー局には来たことがなかったのですが、キー局でもちゃんと汚いことを確認。やっぱりいろいろ物をぶつけるのでしょう。

司会やコメンテーターとして出演するのは、明石屋さんま・関根努・糸井重里等々というなかなか豪華な面々でした。編集なしの一発撮りだったので、テレビ番組をブラウン管ではなくスタジオで見ているという感覚でした。やっぱり明石屋さんまとかほんとしゃべりが上手いですね。笑いを入れるべきところではADの人とかがでかい声で笑って観客を誘導するものですが、それがなくてもちゃんと普通に笑えましたよ。広告大賞の番組内容もそこそこ面白かったですが、一流のエンタテイナーのトークが一流だということを実感できたことで特に満足。

ネタ拾いのため、パレットタウンヴィーナスフォート内のVillege Vanguard フォート店へ。行こうとして、パレットタウンへの階段のところへ行くと「あっ、日高くん」と呼ぶ声が。まさかこんなところで誰かに声をかけられるとは思っていないのでビクッとして足を止めると、ゼミの先輩えいほー氏! ななな何でこんなところに。就職関係で台場に来ていたとのこと。この大都会東京の、しかも臨海副都心という僻地でこの時間にここですれ違うとは何たる偶然の偶然のまた偶然。こんなことがあるものなのですな。

用事を済ませ、バスで本土復帰しようと目論見るも、東京駅行きのバスは30分以上待たないと来ないのでやむなくゆりかもめに乗車します。新橋まで310円! 涙のチュチェ切れいやチョチョ切れるブッちぎりの高さ。本来ならばバイクで来るところなのですが、今日は予定がタイトなので確実な公共交通機関を使っておるのです。山手線-中央線と乗りついで三鷹へ。

今夜は映像制作ユニット「黒人コンピュータ」(メンバーはこちらこちらのお二方)のインタビューです。いろいろ3時間もお話しをうかがい、ひとまずご本人たちには「濃い話ができた」と満足していただけたようです。が、話のどこからどこまでを幹と枝として扱うべきか、話の間で感じたドキドキ感を再現できるか、そもそもどこまで自分が今回の話を理解しているか、かなり微妙なところです。果たしてまともな形になるのか。全部テープ起こしするのは無理な量だし。

終電がなくなってしまったので、そのまま事務所の机の下で寝かせていただきます。頭の横ではMacintoshがヴイーンとうなりを上げ、電磁波をたっぷり吸収。おかげで、2時間半しか寝ていないにもかかわらず非常に元気になります。どなたか、電磁波健康法やりませんか。


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