Home

2000/07/30 Sat 晴 暑 「浜岡」


モクモクとした積雲が空に浮かんで、いかにも夏って感じですねぇ。さすがいかにも夏な日で、暑いですねぇ。どうしたら涼しくなるでしょうねぇ。じゃあー、とりあえずー、バイクで走っとけっていうかー。そんなんで涼しくなるわけないのですが。

どこも目的地はありません。ただ何とはなしに国道150号線を東へ。御前崎のあたりまで行くかなと思っていたのですが、片側1車線の道が続き交通量も比較的多いために流れは悪く、あまり快適な道ではありません。特に周りに見るべきところもないし、ちょっと拍子抜けな本日の走行であります。袖口でわずかに露出している部分だけ日焼けするし。

排気塔

御前崎近くまで来ると、道路標識に「浜岡砂丘」と書かれていたので、はぁこんなところまで砂丘が続いているのですか、と無感動にそちらへ向かいます。天竜川河口から御前崎のあたりまでは、天竜川が運搬してきた砂が西風によってできた海流で東へ流され、そして堆積してできた一大砂丘地帯となっているようです。そんなことは私にとってはどうでもいいことですが、東を見ると丘の向こうに浜岡原子力発電所の排気塔が。波打ち際には若干の遊泳客も見られるのですが、そのすぐ近くに原発の排気塔が見られるなんて、「世紀末の一風景」って感じで風情がありますな。

こんなところにいつまでもいると被ばくしてしまいそうなので(←失言)、さっさと丘を下りて国道のほうへ戻ります。さらにしばらく東へ走ると、郊外型大型複合店舗マックスバリュー浜岡店があったので、そこのスーパーでおにぎりを購入して昼食とします。大きな駐車場、長く続く棚に品物ドッサリ、というアメリカ式な店舗ですが、来ているのは普段畑耕してそうなばあちゃんが多かったりして若干の違和感を覚えたり。売り場面積の割にはお客さんも少ないようで、何だか少しむなしい気持ちを禁じ得ませんでした。そして、ここからも原発の排気塔はよく見えました。

しかし、何より私が評価を下げなければならなかった理由は、スーパー内のパン屋の制服が白地に赤のチェックというデザインだった点にあります。パン屋の制服といったらベージュ等の地味な服装に決まっているでしょう(偏見)。あらゆるコスチュームの中で私に最もヒットする(今風に言えば「萌える」)のは、パン屋のお姉さんの服装なのです。これはここ4〜5年皆に訴えていますが誰も納得してくれません。いやそんなことはどうでもいいのですが。ちなみに、ベージュって日本語でどう表現されるか知ってます? 岩波国語辞典第三版によると「らくだ色」ですよ。これもどうでもいいか。

スーパーの外のベンチでおにぎりを食し終え、来た道を引き返します。1時間ほどで帰ってきて、今日は夕方から最終勤務です。思ったほどは忙しくなく、業務はミスひとつせず完璧にこなし、有終の美を飾ります。ところが、帰る間際になって店長が「また秋から週1くらいのペースでも入れるなら、籍置いたままでもいいんで」とか言うので、あらら、どうしましょうね。ひとまず8月9月は休みますよ。


前日へ 翌日へ 今月の目次へ 去年の同日へ

Home