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2000/06/02 Fri 晴 暑 「無事提出」


課題を書き終わって5:00に寝ます。変な夢を見ました。なぜか私は1年以上前のようにコンビニの店員をしていました。小学生くらいの子供がやたらたくさんの品物をレジに持ってきました。おでんとアイスを同時に購入するという、全くもって意味不明な。まあそれはいいとして、おでん用のバーコードリストを取り出して「こんにゃく 100円」「だいこん 80円」などをレジに読ませるのですが、なぜか画面には全く違う商品が登録されてしまいます。何度やってもダメで、他の店員にヘルプをお願いするも「あんたがおかしいんじゃないの」などという心ない返答を得るばかりで、私は困り果ててしまいます。

ちっともうまくいかなくて、その子供を長らく待たせてしまって、私は申し訳ない気持ちでいっぱいで、何度も謝ります。しかしながら子供のほうはというと、いらだちや不満の表情を少しも見せることがありません。それが、私にはとても怖かったのです。こちらの言葉が全く通じていないというか、この状況さえ分かっていないのか、そんな子供の姿を見ると、言いようのない不安感・恐怖感に襲われたのです。で、その子供は最初は見ず知らずの人物だったのですが、よく見てみるとそれは、いつの間にか小さいころの自分に変身しているのでした。

奇妙な夢から脱出して10:00前には起床。当然、1限の授業はもう終わっていますが、それは予定されていた範囲内です。学校へ行って、昨夜苦し紛れに絞り出した課題を提出。昼になって授業が終わると帰ってきて、少しだけ飯喰って即座に入眠。

入眠したと思ったら部屋の呼鈴が鳴り、外のほうから「日高さーん 佐川急便ですー」という声が聞こえます。全裸に近い状態でふとんに倒れ込んでいたので、あわてて服を着て印鑑を持って部屋の入口へ。注文しておいた「サイゾー」のバックナンバーが届きました。世間一般から離れた嗜好だと、どうしても世の中の動きが分からなくなってくるものです。かといっていまさら大衆向けメディアに接する気になるわけがないので、で、自分内ボーダー付近で一番面白そうなのが「サイゾー」じゃないかと思ったという(それで世の中の動きについていくというのも変な話ですが)。っていうかいつぞやの借りは10倍くらいにしてお返ししましたよ、揖斐さん! (今後とも毎号購読させていただきます)

サイゾー1年分

しかし今は読む気力がないのでモノを受領したら再び即座に入眠。起きると4:00前です。シャワーを浴びてバイト先へ。今日から3日間は1本10円レンタル(新作を除く)という過激なセールなので、かなり忙しくなることが予想されます。このセールは今回で3回目です。

それにしても今日はいつにもまして子供が多くて多くて。店内をフルスロットルで暴走したり、立て看板型のPOPに殴る蹴るの暴行を加えたり、プログレ系バンドの電波が入ったのか突然絶叫したりとまさにやり放題です。あまりひどいと他のお客さんや店員がにらみつけたりしているのですが、仮にその目線をもろに喰らったとしても、子供のほうは「何クハヌ表情」というか、状況を理解さえしていないようなそぶりを見せるばかりであります。そう、状況は違いますが、ちょうど今朝見た夢のような。まさかこんなのが正夢になろうとは。こちらのメッセージがまるで通じない、そんな相手には私は恐怖感を覚えてしまうのです。私は子供が苦手、という以前に、私にとって子供とは、恐怖という情動を起こさせる源なのです。そして私は暗い表情で黙々とビデオの返却作業を続けるのです。

さらに良くないことに、いつも最悪な有線のA26チャンネル(有線Hits J-POP)が今週は特にもう最悪中の最悪で、さすがにここまでひどいと私の放屁音でもノンストップで流していたほうがマシなのではないかと思うくらいで、しまいには下腹部に周期的な鈍痛を覚えるようになるほどでした。頭の上から大便を投げつけられているかのような感覚です。そのあまりの臭さのため、目がシバシバしてきました。金曜日ということもあって、時間が遅くなればなるほど客足が増加してきて、11:00過ぎには意識がもうろうとしてきました。10円セール期間にしてはそれほど忙しくない感じの日でしたが、細かいミスを頻発して、もうダメだというところで閉店時間を迎え、何とか持ちこたえます。閉店後、新規入会会員の情報入力のため、無心にキーボードを打鍵して心を落ち着かせます。


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