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2000/05/26 Fri 曇 暑 「富士」


6:30と朝早い起床で学校へ行って、こなさなければならない雑務をこなして。睡眠時間が極端に長い日と極端に短い日が一日おきくらいでやってきて不規則極まりない生活です。そのまま朝一番の授業に出て、その授業が終わると部屋に行ってイスを4つくらい並べて寝台として入眠。

イスの上で2時間以上寝て、起きて昨日の日誌を記述し始めて。今日はゼミの日なので、そのままサブカルチャー演習の時間に入ります。今日のテーマは日本の映画ですが、それほど映画を見ない私ですから、邦画の知識となると洋画以上にとぼしいのです。思えば、これまで私はスクリーンで邦画を見たことがあるのでしょうか。覚えがありません。小学生のときに学校行事の映画鑑賞で見たとか、そういうのはあるかもしれないのですが。

では、これまで邦画は見たことがないのかというと、いや、ビデオ等でいくつか見ているはずなのですが。で、ゼミの話題の中で出てきたので思い出した塚本晋也の「鉄男」、ああそういえばその手のいかにもなサブカル系なら見たことがあるか。いとうせいこう原作の「ノーライフキング」の映画版とか。あの小説を映画にしようなんて時点でかなりムチャな企画だったような。鈴木さえ子の音楽は良かったですが。あと、ホモ映画の橋口亮輔(名前はあやふや)ものとか。「二十歳の微熱」は素直に見られましたが、次作「渚のシンドバット」はなんだか後味の悪い作品でした。

さて、今日の夕食は豪華です。学校近くの通い慣れたる弁当屋「ばんばんてい」のスタンプカードが1年がかりで全部貯まって、1000円分の金券になりました。そこで、「ばんばんてい」の最高級メニューである「富士」(1000円)を購入することにしました。時間がかかるといけないのでまず電話で注文。「『富士』できますか」「えっ、何ですか」「メニューの『富士』です」「ああ、はい、できますよ」「どれくらい時間かかりますか」「20分くらいお時間いただければ」すごいです。弁当屋の弁当で20分も待ったことなんてありませんよ。

で、20分が経過して、モノを取りに行きます。出てきた容器がデカい! 一辺30cm近くある正方形のトレイに盛られた弁当は圧巻です。バイクで来たので、どうやって学校まで持って帰ろうかと思いましたが、これだけ大きいと、燃料タンクの上にただポンと置いて走ってもビクともしませんでした。弁当の内容は、揚げ物・煮物主体のオーソドックスなもので、奇をてらった高級感はなく好感が持てます。奇をてらっているのはその容器のほうで、「富士」の名の通り、富士山をかたどったトレイにご飯が盛られています。量も食べきれないほどではなく適度に多い程度で良かったです。

神々しささえ感じさせる富士の雄姿
弁当「富士」

その後、連れが「ブロイ」「冷製辛口」「エビス」などを購入してきて、それらを飲用したりして演習室内は夜になってもにぎやかであります。昨夜寝不足なので、今夜は10:00くらいには撤収して帰っておとなしく寝ることにします。


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