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2000/04/27 Thur 晴 暖 「散髪」


うーとか言いながら起きて洗濯という日常業務に励みます。今日は天気もいいのでよく乾きそうですねなどと天気予報的なカンバシエーションが頭の中で繰り広げられます。部屋の片づけをしようと思っているというのは昨日と同じっていうかおとといと同じっていうか先週と同じって言うかここ2〜3ヶ月ずっと同じようなこと言っているような気がしますが結局今日も時間なく。

知人が遠方から浜松へやってくるというので駅まで迎えに行って街中のミスタードーナツ朝飯を食して。その後学校へ行って昨日原稿を書いたミニコミ誌の配布を手伝います。この冊子も4号目の発行まで至り、受け取ってくれる人の様子を見ると、認知され始めていることが確実に感じられるようになってきました。

今日はサークルにも顔出しします。一応私が部長というか主将というか代表者なので。今期は多忙につき自分のサークルの会合にさえなかなか顔を出せなくて恐縮です。部室へ行ってみると、何とか今年も新入生が続々と入ってきているようで一安心であります。

情報社会演習室へ戻り、頭をひねって来週のバイトのネタを絞り出します。うなりつつ何とか考えたテーマをバイト先へメールで送ったらオッケーが出てああ良かった。何か最近ちょっとしたことでどっと疲れますな。おかげで、せっかく本日演習室に入荷したドリキャス版「サンバDEアミーゴ」もプレイする気が全く起こらずに。

そのかわり、横で見ているだけで「うわっ何これ」という感じのゲームが、同じく本日入荷のゼルダの最新作(正式なタイトルは忘れましたが)。何だか全体的にひどく陰気で、物語はかなり重めで謎解きもそれなりに難しく、いわゆるこれまでのゼルダのイメージとは一線を画しています。いや、これまでうまいこと隠してきたゼルダの本性がここへきて一気に開花したと言うべきでしょうか。キャラのデザインなども前作以上に不気味、アンド、シュールです。残り3日間で終わってしまう世界を繰り返し探索するというゲームシステムそのものも何だか思想がかっていて重も重もです。

いやー、これだけまともなところが見つからないゲーム、まともな人に作れる代物ではないでしょう。最初はサブカル系デザインかと思っていましたが、今回のゼルダの場合、サブカルにありがちな「クール」を秒速30万kmで追い抜いて地球一周して背中にバタムとぶつかったアナログ君という感じですな。何言ってるんだか自分でもよく分かりませんが、あえて乱暴な解釈をすれば「今回のゼルダはサブカルチャーではなくトランスカルチャーだ」でしょうか。カルチャーのレベルを超越しているという。……などと「解釈」を迫ってくるというところがこのゲームのすごいところでしょうか。

そんなゲーム画面長々と見ていると頭の中に電波入ってきそうなので気分を切り替え、かねてから予定していた散髪に出かけます。学校近くの「ラッキー理容和地山29号店」へ。たくさん席があって、入るとすぐにやってもらえました。3ヶ月以上切っていなかったので、ジョキジョキジョキと短めに切ってもらいます。床屋特有の最後のチマチマした仕上げカットが少し長くて、せっかくそれまで速かったのに少々もったいなかったですが、それでも店に入ってから出てくるまで30分もかかりませんでした。ここはいわゆる激安理容店で、カットとシェービングで1600円(include tax)と大変お値打ちになっています。正直言って、いままでの床屋とそれほど違う気がしません。

NHK-BS2の「デジタルなんか怖くない」を見ながら、研究室にいた面々で社会学的議論。「デジタル技術でこんなに世の中は変わります!」という夢のような、しかし聞き飽きた、話をするだけならまだかわいいものですが、どこか間違った「ネットアイドル論」が展開されたりと鼻持ちならない番組でした。見終わって、明日の配布用にミニコミ誌の増刷を行い、今日は疲れて「ドラムマニア」もたった1プレイしただけで帰ってきます。

帰ってきて夕飯はいつぞやの親子丼のあまりを温めて食して、食し終えたころに実家から電話がかかってきて往生して、疲れ切ってバタムと寝てしまえばいいものを、2日分の日誌を書いたりしてなかなか寝られず。結局寝るのは3:00くらいか。


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