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1999/12/04 Sat 快晴 やや暖 「プラグ交換」


  • 起きるともう昼の1:00前です。この季節になると、朝のふとんの中が楽園になりますな。おかげで休日ともなると必要以上に惰眠をむさぼってしまいます。起きて飯喰って、天気がいいので洗濯して、今日は少しだけ暖かいのでバイクの洗車でもしようと思いつきます。駐車場が広く洗車に便利な連れのアパートへ出かけます。

  • 最近調子の悪いことが多い愛車CBR250RRですが、今日は極めつきで調子が悪いです。全くエンジンがかかる気配がありません。セルの回しすぎでバッテリーの元気がなくなってきてしまったので、やむなく押しがけをしようとしますが、何回かやってみても全然かかりません。バイクを押して何度も走ってクタクタです。最後の手段で、どこか坂の上から走り降りてかけることにします。

  • うちから一番近い坂道までバイクを押して歩きます。一番近い坂といってもバイクを押しながらでは徒歩で15分もかかり、持っていくだけでも疲れます。やっと坂の下に到達して、最後の力を振り絞って150kgの鉄のかたまりを押し上げます。方向転換し、地面を蹴って発進、クラッチをつなぎますが、ギュギュギュという音を立てるもののエンジンはかかりません。疲れ果てて、近くの公衆電話から電話をかけて、連れにヘルプを頼みます。

  • 連れに走って押してもらってかけようとしますが、マフラーからパンという破裂音がするばかりで、肝心のエンジンはかかりません。これはいよいよおかしいということで、我が家のホームドクター、川島モータースへバイクを持っていくことにします。バイクを引いて持っていくのにこれまた20分ほどかかり一苦労です。

  • ちょうど外に出てきた整備士の方が、ヒイヒイ言いながらバイクを引いてくる私の姿を見て声をかけてきます。診せてみると「こりゃプラグだな」という診断が即座に返ってきました。そういえば、中古でこのバイクを購入してから一度もスパークプラグを交換していませんでした。おそらく10000km以上このプラグで走っているはずです。

  • 試しにプラグを外してもらうと、電極が真っ黒になっていました。さらに、装備されていたプラグはかなり熱価の高いもので、ブン回して乗る人用のタイプだったようなので、ケチケチ回す私の運転でますます真っ黒になってしまったようです。これまでより熱価の低いプラグに交換することにします。

  • CBR250RRはプラグ交換するにはカウルを外したりラジエータをずらしたりと手間がかかります。例によって奥の事務所から「おっ、いつもありがとな」とおやじさんが登場し「お茶入れてあるから飲んでってくれよ、お菓子もあるし」と声をかけられます。いつもながら、ゴチャゴチャした整備工場の中でもサービスは車のディーラー以上です。

  • おいしくお茶をいただいたり、中古車のガレージを見たりしているうちにプラグ交換が終了しました。今回入れてもらったプラグは熱価8でした。4本交換して6000円です。緊縮財政の中、今月も厳しい決算になりそうです。バッテリーがかなり放電しているみたいだから、この後ちょっと走って充電したほうがいいということなので、プラグ交換後の調子をみるのも兼ねて早速走りに出かけることにします。

  • 発進してみただけで違いが顕著に分かりました。スロットルにエンジンの反応がとてもよくなりました。回転数の低いほうでもよく走るようになりました。あれだけ真っ黒のプラグを換えて、とても気持ちよく走れるようになりました。非常に軽快で走りも爽快です。夕方の国道1号線をスイスイと走っていきます。あっ遠くで赤い光が。数台前を走っているトラックがオービスにやられたみたいです。ちゃんと「自動速度取締路線」の標識が手前に出てましたよ。

  • 快適な走行を楽しみ、帰ってくるとヤマハライフサービス本社店で買い物です。鶏肉とピーマンを購入して、冷蔵庫にあったニンジンとシイタケといっしょに炒めてご飯にぶっかけて夕飯とします。思ったよりはおいしく喰えました。

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